人文研究見聞録:タレカツ丼 [新潟県]

新潟県新潟市の御当地グルメ「タレかつ丼」です。

昭和初期から新潟市で食べられている丼料理であり、現在では新潟市のB級グルメとして定着しています。


概要

人文研究見聞録:タレカツ丼 [新潟県]

タレかつ丼とは、"揚げたてのトンカツを特製醤油タレにくぐらせて御飯に乗せるという丼料理"であり、新潟市を中心に定着しているソウルフードとされています(現在では新潟市のB級グルメとして知られている)。

なお、タレかつ丼の発祥については、昭和初期に新潟市内の掘端に出ていた洋食屋台が提供したことに始まるとされ、現在でも存在する古町の「とんかつ太郎」という店が これに当たるとされています。

感想

いわゆるカツ丼とは異なり、具はカツ以外に一切使用しないとされることから、料理としては ややインパクトに欠けます。

しかし、新潟県内の飲食店で提供される白米は比較的に美味しいため、味には申し分ありません。

麺つゆのような甘めの醤油タレにくぐらされたカツと白米のバランスが良く、個人的には満足な味だと思いました。

なお、新潟市にはタレかつ丼を提供する店が多く、店によって特徴のあるものが提供されているようです。

参考:新潟タレかつ部
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。