人文研究見聞録:大阪のイカ焼き

大阪名物のイカ焼きです。

大阪のイカ焼きは縁日などで売られている「いか焼き」とは異なり、タコ焼き、お好み焼きなどと同じ「コナモン」の一種となっています。


大阪のイカ焼きの特徴


大阪のイカ焼きは、小麦粉の生地にイカの切り身を入れて焼き、お好みソースを塗って出されます。

このイカ焼きの特徴は”モチモチとした食感”であり、この点が他のコナモンと全く異なります。

その理由として、鉄板で押しつけて焼くため、小麦粉に含まれるグルテンの作用によって、コシの強いモチモチした食感が生まれるんだそうです。

また、生地とイカの食感がマッチして、軽いんだけど食べ応えのある料理となっています。

そのため、味よりも食感を楽しむ食べ物といえるのではないでしょうか?

なお、イカ焼きは大阪全域で販売されていますが、特に大阪駅付近の阪神百貨店のイカ焼き店が有名であり、多いときで1日に1万枚以上の売り上げがあるそうです。

ちなみに、そこで売られているイカ焼きは1枚あたり152円(税込)となっています。
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。