大鳥羽衣浜神社 [大阪府]
2017/08/11
大阪府高石市にある大鳥羽衣浜神社(おおとりはごろもはまじんじゃ)です。
飛鳥末期に創建された古社であり、祭神に日本武尊の后である両道入姫皇女を祀っています。
また、大鳥大社の境外摂社であり、大鳥五社明神の一社にも数えられています。
神社概要
由緒
由緒書によれば、文武天皇の御代に創祀され、慶雲3年(706年)に鎮座したと伝えられており、平安時代には延喜式に名を列した延喜式内の古社であるとされています。
また、公式サイトによれば 当社の主祭神が両道入姫皇女とされているのは、大鳥五社明神の一社として大鳥神社と結びついたことからとも言われており、本来の祭神は水神(井戸を崇敬対象としたときの神)であったという意見もあるそうです。
なお、由緒書による説明は以下の通りです。
【大鳥羽衣浜神社 由緒】
謹みて惟みるに、創祀せられしは文武天皇の御代にして慶雲3年(706年)に鎮座せられ、今日に至るまで実に1260有余年を経たる延喜式内の古社であります。
古くより、井戸の守大明神と申し上げ、尊宗せられてまいりました。境内手水舎の井戸水は古来より霊泉として近郷近在より拝戴せられて居りました。
謹みて惟みるに、創祀せられしは文武天皇の御代にして慶雲3年(706年)に鎮座せられ、今日に至るまで実に1260有余年を経たる延喜式内の古社であります。
古くより、井戸の守大明神と申し上げ、尊宗せられてまいりました。境内手水舎の井戸水は古来より霊泉として近郷近在より拝戴せられて居りました。
祭神
大鳥羽衣浜神社の祭神は以下の通りです。
・両道入姫皇女(フタジノイリビメ):日本武尊の最初の正妻で、仲哀天皇など4子女を生んだとされる
境内社
大鳥羽衣浜神社の境内社は以下の通りです。
・井戸守稲荷神社:井戸守稲荷大明神を祀る
・金刀比羅宮:大物主神を祀る
・金刀比羅宮:大物主神を祀る
境内の見どころ
鳥居
大鳥羽衣浜神社の鳥居です。
拝殿
大鳥羽衣浜神社の拝殿です。
神木
大鳥羽衣浜神社の神木です。
古代の神籬・磐座信仰という自然信仰に基づいて祀られており、鳥居も設置されています。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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