東屋観音 [京都府]
2018/03/20
京都府宇治市にある東屋観音(あずまやかんのん)です。
鎌倉時代に造られた石造聖観音菩薩坐像であり、宇治市の有形文化財に指定されています。
概要
案内板によれば、この石仏は鎌倉時代に造られたと推定される聖観音菩薩坐像であるとされています。
元は南西20メートルのところにあったとされますが、宇治橋の架替と道路の拡張に伴って現在地に移転されたそうです。
古くから俗に東屋観音と呼ばれて信仰されており、現在は宇治市の有形文化財に指定されています。
なお、源氏物語の東屋に因むとされ、付近に案内板が立っています。
石仏
・聖観音(しょうかんのん):本来の姿の観音のことで、変化した観音と区別するために頭に聖の字が付いている
・材質:花崗岩
・像高:115センチ
・特徴:頭に宝冠、右手に施無畏印、左手に蓮華、二重円光を背負い、別の石で造られた蓮華座に坐している
・材質:花崗岩
・像高:115センチ
・特徴:頭に宝冠、右手に施無畏印、左手に蓮華、二重円光を背負い、別の石で造られた蓮華座に坐している
仏堂
東屋観音の横にある仏堂です。
宝篋印塔
東屋観音の横にある宝篋印塔(ほうきょういんとう)です。
江戸時代の建造物であるとされています。
スポンサーリンク
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿