飯道神社(東大寺境内) [奈良県]
2017/07/24
奈良県奈良市にある飯道神社(いいみちじんじゃ)です。
東大寺境内に鎮座する二月堂の守護社の一つであり、祭神に軻具突智神・埴山媛命・稚皇産霊神を祀っています。
由緒
東大寺二月堂で行われる「お水取り(修二会)」を守護する3社の一つで、由緒書によれば 飯道神社(甲賀市)の分社であり、和銅4年(711年)に熊野本宮より勧請された修験道の霊場でもあるとされます。
なお、由緒書による解説は以下の通りです。
【飯道神社(いいみちじんじゃ)】
本社は滋賀県甲賀郡雲井の海抜664メートルの飯道山の直下にあり、和銅4年(711年)に熊野本宮より勧請された修験道の霊場でもある。奈良時代に神宮寺として飯道寺があり、明治期まで存在していた。
二月堂の南東にある当社は、弘安6年(1283年)頃に その井垣が修理されているので、鎌倉中期以前からの存在が確認される。ただし、二月堂寛文の再建にあたり、形式の変更があった模様。
本社は滋賀県甲賀郡雲井の海抜664メートルの飯道山の直下にあり、和銅4年(711年)に熊野本宮より勧請された修験道の霊場でもある。奈良時代に神宮寺として飯道寺があり、明治期まで存在していた。
二月堂の南東にある当社は、弘安6年(1283年)頃に その井垣が修理されているので、鎌倉中期以前からの存在が確認される。ただし、二月堂寛文の再建にあたり、形式の変更があった模様。
祭神
飯道神社の祭神は以下の通りです。
・軻具突智神(カグツチ):「神産み」神話で生まれた火の神であり、火(防火)・鍛冶の神などとして信仰される
・埴山媛命(ハニヤマヒメ):「神産み」神話で生まれた土の神であり、土(農業)・厠の神などとして信仰される
・稚皇産霊神(ワクムスビ):『日本書紀』でカグツチとハニヤマヒメの間に生まれた穀物の生育を司る神とされる
・埴山媛命(ハニヤマヒメ):「神産み」神話で生まれた土の神であり、土(農業)・厠の神などとして信仰される
・稚皇産霊神(ワクムスビ):『日本書紀』でカグツチとハニヤマヒメの間に生まれた穀物の生育を司る神とされる
スポンサーリンク
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿