國玉神社(国玉神社) [島根県]
2017/09/10
島根県雲南市にある國玉神社(くにたまじんじゃ)です。
江戸時代以前に創建された神社であり、祭神に素盞鳴命・大名持命を祀っています。
神社概要
由緒
由緒書によれば、創建年代は不明であるものの、かつては「山王権現」と称していた神社で、元は大川上地区の高台山王の地(現在のJR日登駅前)に鎮座していたとされており、古くは旧暦9月15日に「山王権現」の例祭が行われ、この日には神使として猿が現れたと言い伝えられているそうです。
近代以降は、明治4年(1871年)に「國玉神社」と改めたとされ、昭和37年(1962年)の大水害の被害に遭ったことから、昭和38年(1963年)に現在地に遷座したとされています。
なお、由緒書による説明は以下の通りです。
【國玉神社(旧村社)】
勧請年代は不明である。寛永2年に修復した記録があり、それによると、もとは「山王権現」と称していたが、明治4年に國玉神社と改めた。古老の伝えによると、昔は例祭日は旧暦9月15日であり「山王権現」の例祭日には、神の使いとして猿が現れたと伝えられている。
國玉神社の社地は、もとは大川上地区の高台山王の地(JR日登駅前)に在ったが、昭和37年時の大水害によって、境内地及び参道等が崩れ、危険となった為、昭和38年に現在地に移転遷座をしたものである。
勧請年代は不明である。寛永2年に修復した記録があり、それによると、もとは「山王権現」と称していたが、明治4年に國玉神社と改めた。古老の伝えによると、昔は例祭日は旧暦9月15日であり「山王権現」の例祭日には、神の使いとして猿が現れたと伝えられている。
國玉神社の社地は、もとは大川上地区の高台山王の地(JR日登駅前)に在ったが、昭和37年時の大水害によって、境内地及び参道等が崩れ、危険となった為、昭和38年に現在地に移転遷座をしたものである。
祭神
國玉神社の祭神は以下の通りです。
・素盞鳴命(スサノオ):三貴子の一柱で出雲の祖神(天照大神の弟神に当たる)
・大名持命(オオナモチ):オオクニヌシの別名であり、出雲大社の主祭神として知られる
・大名持命(オオナモチ):オオクニヌシの別名であり、出雲大社の主祭神として知られる
境内社
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國玉神社の境内社は以下の通りです。
・武内神社
・金屋子神社
・金屋子神社
境内の見どころ
石段
國玉神社の石段です。
鳥居
國玉神社の鳥居です。
拝殿
國玉神社の拝殿です。
本殿
國玉神社の本殿です。
社日神石
國玉神社にある社日神石です。
社日とは中国から伝わった風習で、土地・部族の守護神である社(土地の守護神・土の神)を祀る信仰とされます。
この信仰が伝わって以来、地神や田の神の信仰と習合して全国的に広まったとされ、当地方には碑や塔が多く見られます。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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