神魂伊能知奴志神社(命主社) [島根県]
2017/10/06
島根県出雲市にある神魂伊能知奴志神社(かみむすひいのちぬしのかみのやしろ)です。
通称「命主社」と呼ばれる出雲大社の摂社であり、祭神に神皇産霊神(カミムスビ)を祀っています。
神社概要
由緒
当社は出雲大社の摂社で、古くから命主社(いのちぬしのやしろ)と呼ばれており、『出雲国風土記』の「御魂社」 もしくは 「企豆伎社」の「同社」の一つに当てられている古社とされています。
寛文5年(1665年)の出雲大社の造営時に境内の大石の下から銅戈・勾玉が発見され、現在は重要文化財として出雲大社の宝物殿に保管されており、一説に これが本来の御神体であったと言われているそうです。
なお、由緒書による説明は以下の通りです。
【神魂伊能知奴志神社(命主社) 由緒】
神皇産霊神(カミムスビ)は天地万物の根本となられ、大國主大神が危難に遭われた際には常に お護りされ、国造りの大業を助成せられた神です。元旦の朝には出雲六社の大御祭に引続き國造以下神職参向の許、厳かに祭典が斎行されます。
神皇産霊神(カミムスビ)は天地万物の根本となられ、大國主大神が危難に遭われた際には常に お護りされ、国造りの大業を助成せられた神です。元旦の朝には出雲六社の大御祭に引続き國造以下神職参向の許、厳かに祭典が斎行されます。
祭神
神魂伊能知奴志神社の祭神は以下の通りです。
・神皇産霊神(カミムスビ):天地開闢(世界の始まり)に関わった別天津神の一柱
→ 『古事記』では、天地開闢の後に高天原に三番目に出現した神であるとされる
→ 日本神話の「八十神の迫害」でオオナムチが命を落とした際、キサガイヒとウムギヒメを派遣して蘇生させた
→ 『出雲国風土記』にも登場している
→ 『古事記』では、天地開闢の後に高天原に三番目に出現した神であるとされる
→ 日本神話の「八十神の迫害」でオオナムチが命を落とした際、キサガイヒとウムギヒメを派遣して蘇生させた
→ 『出雲国風土記』にも登場している
境内の見どころ
社殿
神魂伊能知奴志神社の社殿です。
大社のムクノキ
神魂伊能知奴志神社の隣には巨大なムクノキがあります。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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コメント
2 件のコメント :
本当の祭神は場所が出雲だけに出雲族の最高神、クナト大神でしょう。(イザナギ(キキ神話の創作)、他に様々に改竄されバブル、)
大国主(第八代ヤチホコ)は渡来人ら(天津神/八十神(ヤソ、、、ヨソの神=渡来人))殺されて、国家存亡の秋(渡来人らが乗っ取りを謀る)となるも
敢然と次代の大国主(第九代オオナモチ、鳥鳴海。同じく第九代副王(スクナヒコ)には高彦(味耜高彦根)。古代出雲は東西の2つの王家による正副の二王制)が立って国体を再興した事を再生と言っています。
>>たぬきさんへ
「古代出雲は東西の2つの王家による云々…」などの情報の出どころは何処なのでしょうか?よろしければ、参考資料などの出典を教えて貰えませんか?
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