人文研究見聞録:出雲大社 大歳社 [島根県]

島根県出雲市にある大歳社(おおとしのやしろ)です。

出雲大社の境外の西に位置する末社であり、大歳神を祀っています。


由緒

由緒書には創建についての説明はありませんが、大歳神を祀っているとされています。

大歳神は『古事記』ではスサノオとカムオオイチヒメの御子神で、ウカノミタマ(稲荷神)の兄神とされています。

なお、由緒書による説明は以下の通りです。

【大歳社 由緒】

素戔嗚尊(スサノオ)の御子神であり、田畑の守護神で穀物の豊穣を お護りになる功徳ある神です。

祭神

下宮の祭神は以下の通りです。

・大歳神(オオトシノカミ):スサノオの御子神で、『古事記』によればオオヤマクイの父神に当たる

料金: 無料
住所: 島根県出雲市大社町杵築北(マップ
営業: 終日開放
交通: 出雲大社前駅(徒歩20分)
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。