人文研究見聞録:ねぎ焼 [大阪府]

大阪名物の ねぎ焼 です。

大阪の十三発祥とされるコナモン(粉物料理)であり、大量の青ネギを使っていることが特徴となっています。


概要

人文研究見聞録:ねぎ焼 [大阪府]

ねぎ焼(ねぎやき)は、キャベツの代わりに青ネギを使ったお好み焼きの一種で、昭和40年代に十三(大阪市淀川区)にある「やまもと」というお好み焼き屋のメニューから始まったと言われています。

作り方は、丸く焼いた生地の上に大量の青ネギと具材を乗せ、更に生地をかけてひっくり返す「のせ焼き」が主流であり、具材はポピュラーなスジコン(牛すじとコンニャクの煮込み)の他、豚肉・イカ・エビ・ホタテなど様々な物があります。

現在でも ねぎ焼の発祥店である「やまもと」が有名で人気店となっていますが、大阪で ねぎ焼を提供する店は他にもあり、ネットで調べてみると全国でも食べられる店があるようです。

参考サイト:食べログ「ねぎ焼き」

感想

人文研究見聞録:ねぎ焼 [大阪府]

今回は、発祥店である「やまもと」で「ねぎ焼(すじねぎ)」を食べてきました。

人気店なので待ち時間が長かったですが、待っている間 焼き上げる様子を観察できます。ねぎ焼は「生地 → 青ネギ・紅ショウガ・具 → 生地 → 天かす」の順に盛り、両面焼いてタレを掛けて完成するようです。

具によっては、カツオ粉やレモンが掛けられていましたが、スジコンはタレ以外の薬味はありませんでした。

出来上がったものを食べると、フワフワな生地の食感にネギの風味が広がります。具のスジコンは味が濃い目なので特にソースは必要なさそうです。

今まで、色々なコナモンを食べてきましたが、ねぎ焼は一風変わった美味しさが味わえます。お好み焼きとの違いは やはり食感と風味ですね。なかなか美味しかったので、コナモン好きな方にはオススメの一品です。

matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。