神島 [島根県]
2017/12/08
島根県大田市にある神島(かみしま)です。
スサノオが息子のイソタケルと共に新羅國に天降り、その後に上陸した場所であると伝えられています。
なお、国交省指定の「とるぱ」から見える場所にあり、一般的には撮影スポットとして知られているそうです。
神島の概要
神島とは?
神島(かみしま)とは、島根県大田市五十猛町の海上にある島であり、案内板によれば「スサノオが息子のイソタケルと共に高天原から新羅國へ天下り、後に埴土船に乗って上陸された地」と伝えられているそうです。
また、砂浜から神島へ向かっている岩場は「神島に船を繋いだ後、スサノオ一行が陸地に上った場所と伝えられ、"神上(しんじょう)"と呼ばれる」とも説明されており、周辺には韓神新羅神社や五十猛神社などの神話に関連する神社もあります。
また、大田市観光サイトによれば、当地 五十猛町には「スサノオは高天原から新羅に天降り、御子のイタケル・オオヤヒメ・ツマツヒメを連れて神島に上陸し、出雲国でヤマタノオロチを退治した」という神話も残されているそうです(『日本書紀』の異伝と類似する内容)。
なお、案内板による説明は以下の通りです。
【神島】
神島は『日本書紀』により、日本の国造りの祖であるスサノオノミコトが息子のイソタケルノミコトと共に、高天原から新羅國へ天下り、後に埴土船に乗って上陸された地と言い伝えられる。
砂浜から神島へ向かっている岩場は、神島に船を繋いだ後、スサノオノミコト一行が最終的に陸地に上がられた場所と伝えられ、「神上(しんじょう)」と呼ばれる。
また、近くにはスサノオノミコトを主祭神として祀る韓神新羅神社(からかみしらぎじんじゃ)、イソタケルノミコトを主祭神として祀る五十猛神社(いそたけじんじゃ)がある。
神島は『日本書紀』により、日本の国造りの祖であるスサノオノミコトが息子のイソタケルノミコトと共に、高天原から新羅國へ天下り、後に埴土船に乗って上陸された地と言い伝えられる。
砂浜から神島へ向かっている岩場は、神島に船を繋いだ後、スサノオノミコト一行が最終的に陸地に上がられた場所と伝えられ、「神上(しんじょう)」と呼ばれる。
また、近くにはスサノオノミコトを主祭神として祀る韓神新羅神社(からかみしらぎじんじゃ)、イソタケルノミコトを主祭神として祀る五十猛神社(いそたけじんじゃ)がある。
参考サイト:大田市観光サイト(韓神新羅神社)、スサノオのヤマタノオロチ退治(日本書紀異伝)
アクセス
神島は、五十猛町にある和田珍味本店の駐車場から見ることができます。
この駐車場は、国土交通省が指定する「とるぱ(写真を撮るぱーきんぐ)」という撮影スポットになっています。
なお、和田珍味では ふぐ珍味・地物海産物・地酒などが販売されています。
周辺の神社
韓神新羅神社
神島付近の大浦には、スサノオを祀る韓神新羅神社(からかみしらぎじんじゃ)があります。
平安時代に創建されたと伝えられる古社であり、古代朝鮮との関係の深い神社として注目を集めているそうです。
詳しくはこちらの記事を参照:【韓神新羅神社】
五十猛神社
神島の東にある五十猛駅付近には、イソタケルを祀る五十猛神社(いそたけじんじゃ)があります。
平安時代に創建されたと伝えられる古社であり、五十猛町に伝わる神話と関係の深い神社とされています。
詳しくはこちらの記事を参照:【五十猛神社】
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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