環状石離(吉備の中山) [岡山県]
2020/06/12
岡山県岡山市の吉備の中山にある環状石離(かんじょうせきり)です。
縄文時代に祭礼や葬儀のために造られたものだと考えられています。
概要
案内板によれば、自然の石を環状に配置して、縄文時代の祭礼や埋葬の儀式に関連して造られたものと考えられているそうです。なお、環状石籬という名称は、縄文時代の配石遺構において環状に自然石をめぐらせた墓を指すものとされています(環状列石、ストーンサークルとも呼ばれる)。
この石群は、昭和10年(1935年)に現地を訪れた皇學館大学の学長の高原美忠氏が著書で紹介したことで環状石籬と呼ばれるようになったとされますが、この環状石籬は東北地方にあるものと少し異なるため、専門家の中では環状石籬とすることに懐疑的な意見もあるそうです。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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