平安神宮 [京都府]
2015/08/08
京都市左京区にある平安神宮(へいあんじんぐう)です。
明治期に創建された比較的新しい神社であり、祭神に桓武天皇・孝明天皇を祀っています。
また、毎年10月に京都三大祭りの一つである時代祭が行われることでも有名です。
神社概要
由緒
由緒書によれば、平安遷都1100年に当たる明治28年(1895年)に桓武天皇の偉業を讃えて京都の祖神として祀ったことに始まり、後に皇紀2600年に当たる昭和15年(1940年)に近代日本の基礎を造った孝明天皇を合祀して現在に至るとされています。
なお、平安神宮は参道に巨大な大鳥居を配置し、社殿は平安京の朝堂院(八省院)を縮小版で再現したものになっているとされ、拝殿の左右にある白虎楼(西)と蒼龍楼(東)は平安京と同様に四神相応を意識した作りになっているそうです。
※四神相応(しじんそうおう):地理的景観が四神の存在に相応しい優れた所。東に流水(青竜)、西に大道(白虎)、南にくぼ地(朱雀)、北に丘陵(玄武)が備わる土地。
祭神
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平安神宮の祭神は以下の通りです。
・桓武天皇(かんむてんのう):第50代天皇であり、平安遷都を成し遂げたことで知られる
・孝明天皇(こうめいてんのう):第121代天皇であり、平安京最後の天皇として知られる
・孝明天皇(こうめいてんのう):第121代天皇であり、平安京最後の天皇として知られる
境内の見どころ
大鳥居
平安神宮の参道に配置された大鳥居です。
24.4mの高さを誇り、国の登録有形文化財にしされています。
手水舎
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平安神宮の手水舎です。
西と東の二ヶ所にあり、西は白虎、東は青龍のオブジェがあしらわれています。
應天門
平安神宮の應天門(おうてんもん)です。
平安神宮の神門に当たり、国の重要文化財に指定されています。
外拝殿・白虎楼・蒼龍楼
平安神宮の外拝殿・白虎楼(びゃっころう)・蒼龍楼(そうりゅうろう)です。
平安京の朝堂院を模した造りになっており、いずれも国の重要文化財に指定されています。
左近桜・右近橘(さこんのさくら・うこんのたちばな)
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平安神宮の左近の桜・右近の橘です。
平安京の内裏に植えられている桜と橘を再現しており、左近・右近は左近衛府・右近衛府の略称とされています。
なお、右近橘は聖徳太子の側近であった秦河勝の邸宅に植えてあった橘に因んで植えられたとされています。
平安神宮神苑(へいあんじんぐうしんえん)
平安神宮の平安神宮神苑です。
明治時代の代表的な日本庭園として知られており、国の名勝にも指定されています。
通常は有料ですが、毎年6月上旬と9月19日の年2回は無料で公開されるようです。
京都府立図書館(きょうとふりつとしょかん)
平安神宮の付近にある岡崎公園内には「京都府立図書館」があります。
当然、無料で利用することができるため、夏場には無料の避暑地として重宝します。
料金: 無料(平安神宮神苑は有料)
住所: 京都府京都市左京区岡崎西天王町97(マップ)
営業: 6:00~17:00
交通: 東山駅(徒歩14分)
公式サイト: http://www.heianjingu.or.jp/
住所: 京都府京都市左京区岡崎西天王町97(マップ)
営業: 6:00~17:00
交通: 東山駅(徒歩14分)
公式サイト: http://www.heianjingu.or.jp/
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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