満足稲荷神社 [京都府]
2015/08/08
京都市左京区にある満足稲荷神社(まんぞくいなりじんじゃ)です。
豊臣秀吉によって伏見稲荷から勧請された稲荷大神を祀っており、創建当初は伏見城の守護社であったとされています。
現在では「満足さん」と呼ばれ、商売繁昌・五穀豊穣の神として崇敬を集めているそうです。
神社概要
由緒
文禄年間(1592~1596年)、豊臣秀吉が文禄の役(朝鮮出兵)の戦勝を稲荷大神に祈願して著しい霊験を得たことから、伏見稲荷より伏見城の守護神として勧請され、伏見城内に祀られたことに始まるとされます。社名の「満足」は、秀吉が稲荷大神の霊験に満足したことに由来するそうです。
その後、元禄6年(1693年)に徳川綱吉が現在地に移して法皇寺の鎮守社とし、明治以降は法皇寺が南禅寺に吸収されたため、当社のみが残って現在に至るとされています。
祭神
満足稲荷神社の祭神は以下の通りです。
・倉稲魂命(ウカノミタマ):稲荷神であり、伏見城の守護神だったとされる
→ 伏見稲荷から勧請された稲荷大神とされる(ただし、祭神の表記が異なる)
→ 伏見稲荷から勧請された稲荷大神とされる(ただし、祭神の表記が異なる)
境内社
満足稲荷神社の境内社は以下の通りです。
・大神宮社:天照大御神(アマテラス)を祀る
・大国主社:大国主神(オオクニヌシ)を祀る
・猿田彦社:猿田彦神(サルタヒコ)を祀る
・大国主社:大国主神(オオクニヌシ)を祀る
・猿田彦社:猿田彦神(サルタヒコ)を祀る
境内の見どころ
鳥居
満足稲荷神社の鳥居です。
舞殿
満足稲荷神社の舞殿です。
本殿
満足稲荷神社の本殿です。
神木クロガネモチ
樹齢400年を超える御神木のクロガネモチです。
名前が「金持ち」に通じることから、縁起木とされています。
狛狐
満足稲荷神社の神木の前にある狛狐は、どこかネズミっぽいデザインになっています。
岩神さん
御神木の前に安置されている岩神さんです。
この岩を摩って、身体の悪い所を摩ると良く治るとされています。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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