須原大社 [三重県]
2015/10/09
三重県伊勢市にある須原大社(すはらおおやしろ)です。
月夜見宮の傍に鎮座し、祭神に正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(オシホミミ)をはじめとする八王子※を祀っています。
※スサノオとアマテラスの誓約で生じた五男三女神を指す。
神社概要
歴史
創祀年代は不詳とされますが、須原大社は須原地区の産土神として尊崇された神社であるとされています。
また、かつては「大社」と称していたそうですが、近年「須原」の二字を加えて須原大社と呼ばれるようになったそうです。
なお、この地の一帯は古くは宮川の支流であり「その河原の洲原にあり」と伝えられ、社名の「須原」も「洲原」に由来しているとされています。
祭神
須原大社の祭神は以下の通りです。
主祭神(誓約で生まれた八王子)
・正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(オシホミミ):アマテラスの子で、天孫・ニニギの父神
・天之穂日尊(アメノホヒ)
・天津日子根尊(アマツヒコネ)
・活津日子根尊(イクツヒコネ)
・熊野久須日尊(クマノクスビ)
・多岐理比賣命(タキリビメ):宗像三女神
・多紀津比賣命(タギツヒメ):同上
・市木島比賣命(イチキシマヒメ):同上、弁財天と同神とされる
合祀
・木花開耶姫命(コノハナサクヤ):天孫・ニニギの后
・大山祇神(オオヤマヅミ):コノハナサクヤの父
・菅原道眞公(すがわらみちざねこう):学問の神として全国の天神社・天満宮で祀られる
・不詳一座
・正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(オシホミミ):アマテラスの子で、天孫・ニニギの父神
・天之穂日尊(アメノホヒ)
・天津日子根尊(アマツヒコネ)
・活津日子根尊(イクツヒコネ)
・熊野久須日尊(クマノクスビ)
・多岐理比賣命(タキリビメ):宗像三女神
・多紀津比賣命(タギツヒメ):同上
・市木島比賣命(イチキシマヒメ):同上、弁財天と同神とされる
合祀
・木花開耶姫命(コノハナサクヤ):天孫・ニニギの后
・大山祇神(オオヤマヅミ):コノハナサクヤの父
・菅原道眞公(すがわらみちざねこう):学問の神として全国の天神社・天満宮で祀られる
・不詳一座
境内の見どころ
拝殿
須原大社の拝殿です。
奥の本殿には上記の祭神が祀られています。
並社
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須原大社の並社です。
中には遥拝所があり、神木と多数の磐座が祀られています。
しかし、どこの遥拝所に当たるのかは不明です。
須原稲荷神社
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須原大社の境内社である須原稲荷神社です。
詳細は不明ですが、おそらく稲荷神が祀られているものと思われます。
白鳳大神
須原大社の白鳳大神です。
この名が刻まれた磐座が祀られています。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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