文殊院西古墳(安倍文殊院) [奈良県]
2015/12/05
奈良県桜井市の安倍文殊院にある文殊院西古墳(もんじゅいんにしこふん)です。
使用される岩盤が非常に綺麗に成形されていることが特徴であり「日本一美しい古墳」とも云われています。
その出来栄えはレプリカと疑われるほど精巧ですが、築造当時そのままの状態で保存されているそうです。
そのため、大変珍しいものとされており、国の特別史跡にも指定されています。
なお、伝承によれば、安倍文殊院を創建した左大臣・安倍倉梯麻呂の墓と伝えられているようです。
安倍文殊院についてはこちらを参照:【安倍文殊院】
案内板による説明
案内板による文殊院西古墳の説明は以下の通りです。
文殊院西古墳「願掛け不動安置」 -国指定特別史跡(飛鳥時代)-
良質の花崗岩を入念に加工し、側壁も弓状態として壁面を調整、左右の石の数も揃え、対称に仕上げている。
ことに玄室の天井石は一枚岩で約15㎡もあり、その巨大さに唖然とするばかりである。
しかも天井石の中央部分を薄く削り上げて窮隆状とし、天井石の全体面をアーチ型に仕上げる手法は心憎いばかりである。
これらの点で築造技術における古墳内部の美しさは日本一の定評がある。
なお、この古墳は当山を創建した大化改新の左大臣・安倍倉梯麻呂公の墓と伝えられている。
また、玄室には弘法大師お手造りと云う、平安時代の「願掛け不動」が祀られている。
良質の花崗岩を入念に加工し、側壁も弓状態として壁面を調整、左右の石の数も揃え、対称に仕上げている。
ことに玄室の天井石は一枚岩で約15㎡もあり、その巨大さに唖然とするばかりである。
しかも天井石の中央部分を薄く削り上げて窮隆状とし、天井石の全体面をアーチ型に仕上げる手法は心憎いばかりである。
これらの点で築造技術における古墳内部の美しさは日本一の定評がある。
なお、この古墳は当山を創建した大化改新の左大臣・安倍倉梯麻呂公の墓と伝えられている。
また、玄室には弘法大師お手造りと云う、平安時代の「願掛け不動」が祀られている。
文殊院西古墳のスペック
案内板による文殊院西古墳のスペックは以下の通りです。
全般
・年代:7世紀中ごろ
・材質:花崗岩
・備考:素材の花崗岩をアーチ状に加工するなど、精密な加工が行われている
羨道
・長さ:8メートル
・横幅:2.3メートル
・高さ:1.8メートル
玄室
・長さ:5.1メートル
・横幅:3メートル
・高さ:2.6メートル
・備考:天井石は一枚岩で約15㎡もある
・年代:7世紀中ごろ
・材質:花崗岩
・備考:素材の花崗岩をアーチ状に加工するなど、精密な加工が行われている
羨道
・長さ:8メートル
・横幅:2.3メートル
・高さ:1.8メートル
玄室
・長さ:5.1メートル
・横幅:3メートル
・高さ:2.6メートル
・備考:天井石は一枚岩で約15㎡もある
料金: 本堂(700円)、金閣浮御堂(700円)※共通券1200円
住所: 奈良県桜井市阿部645
営業: 9:00~17:00
交通: 桜井駅(徒歩16分)
公式サイト: http://www.abemonjuin.or.jp/
住所: 奈良県桜井市阿部645
営業: 9:00~17:00
交通: 桜井駅(徒歩16分)
公式サイト: http://www.abemonjuin.or.jp/
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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