人文研究見聞録:住吉神社(弥彦村) [新潟県]

新潟県西蒲原郡弥彦村にある住吉神社(すみよしじんじゃ)です。

弥彦村の一角に鎮座する神社であり、彌彦神社の境内末社の一社とされています。


概要

住吉神社彌彦神社の境外末社で、祭神に住吉三神(すみよしさんしん)を祀っているとされます。

この神は神功皇后を除く住吉大社の祭神と同じであり、水難守護の神として信仰を集めているそうです。

祭神

住吉神社の祭神は以下の通りです。

主祭神

・住吉三神(すみよしさんしん):水難守護の神として祀られる
 → 底筒男命(ソコツツノオ)、中筒男命(ナカツツノオ)、表筒男命(ウワツツノオ)の総称
 → 「日本神話」では、イザナギが黄泉国から帰って禊した時に生じた神とされる

大欅

人文研究見聞録:住吉神社(弥彦村) [新潟県]

住吉神社の社殿の背後には、樹齢およそ千年とされる欅(けやき)の大木が聳え立っています。

樹高30m、胴回り8mとされ、大枝を伸ばして立つ姿か大蛸に似ていることから「蛸欅(たこけやき)」とも呼ばれるそうです。

周辺の様子

人文研究見聞録:住吉神社(弥彦村) [新潟県]
人文研究見聞録:住吉神社(弥彦村) [新潟県]

住吉神社は彌彦神社の南西にある「けやき坂」と呼ばれる小道に鎮座しています。

細い路地の脇に聳える大欅(おおけやき)が目印で、木の下には鳥居が立っています。

なお、神社の手前には別の鳥居と祓所のような場所もあるようです。

詳しい場所については「弥彦観光マップ」を参考にしてみてください。

料金: 無料
住所: 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦(マップ
営業: 終日開放
交通: 弥彦駅(徒歩11分)

関連サイト: http://www.yahiko-powerspot.com/powerspot_map/
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。