人文研究見聞録:火ノ宮神社(弥彦村) [新潟県]

新潟県西蒲原郡弥彦村にある火ノ宮神社(ひのみやじんじゃ)です。

弥彦村の一角に鎮座する神社であり、彌彦神社の境内末社の一社とされています。


概要

火ノ宮神社彌彦神社の境外末社で、祭神に加具都知大神(カグツチ)を祀っているとされます。

案内板によれば寛徳元年(1044年)の勧請と伝えられる古社であり、火災除けの神として信仰を集めているそうです。

なお、3月11日に例祭が、6月30日と12月31日に鎮火祭が行われるとされています。

祭神

火ノ宮神社の祭神は以下の通りです。

主祭神

・加具都知大神(カグツチ):主に防火の神として祀られる(愛宕権現とも)
 → 「日本神話」では火の神とされ、イザナミが生んだ際に陰部を火傷して死んでしまったとされる

周辺の様子

人文研究見聞録:火ノ宮神社(弥彦村) [新潟県]
人文研究見聞録:火ノ宮神社(弥彦村) [新潟県]
人文研究見聞録:火ノ宮神社(弥彦村) [新潟県]

火ノ宮神社は彌彦神社の南、彌彦神社の参道にほど近い場所に位置しています。

社の隣が清水屋という旅館になっているため場所が分かり辛いですが、その横の「火の宮参道」の先に社があります。

なお、参道には鯉の棲む池や参道鳥居などが見られます(参道は細く狭くやや分かり辛い場所にある)。

詳しい場所については「弥彦観光マップ」を参考にしてみてください。

料金: 無料
住所: 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦(マップ
営業: 終日開放
交通: 弥彦駅(徒歩13分)

公式サイト: http://www.yahiko-powerspot.com/powerspot_map/
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。