諏訪神社(神戸市) [兵庫県]
2016/10/19
兵庫県神戸市にある諏訪神社(すわじんじゃ)です。
仁徳天皇の時代に創祀されたと伝わる古社であり、生田神社と長田神社の中間にあることから古くは中宮と称されたそうです。
また、平安末期の源平合戦の折、源義経が武運を祈ったとも伝わるとされます。
神社概要
由緒
由緒書によれば、第16代仁徳天皇の御代に皇后・八田皇女(やたのひめみこ)の離宮の鎮御神として信州の諏訪大社より諏訪大神(建御名方大神・比売神)を勧請し、奉斎したことに始まるとされ、その後 安永7年(1778年)12月に神託によって伏見稲荷から稲荷大神を勧請して現在に至るとされています。
なお、当社の由緒記による解説は以下の通りです。
諏訪神社 諏訪山稲荷神社 由緒記
御創建
諏訪明神は、今より1600余年の昔、仁徳天皇の皇后 八田皇女の離宮鎮御神として、信州諏訪大社より奉斎せられたと伝えております。稲荷大神は、安永7年12月に御神託によって伏見稲荷大社より勧請されました。
崇敬
古来より、当地の大氏神として皇室をはじめ、武門武将の尊信厚く、現今では諏訪山大明神と尊称を奉り、一般市民の信仰は極めて深く、就中他社と異なり、神戸市在住の外国人が参拝されることは、全く その広大なる御神徳の然らしむ処と恐懼に耐えぬ次第でございます。
社殿社地
御社社殿は寿永3年(1184年)に兵火に罹り、正応3年(1290年)に中宮村の庄屋・大塚賀左衛門が再建し、その後 一再改変あり、現今の御社殿は大正13年(1924年)の改築で本殿は流造、弊殿・拝殿は共に入母屋造であります。社地は神戸市の中央諏訪山の中庭にあり、境内3301坪、隣接の諏訪山公園、ヴィーナスブリッジと相俟って神戸市絶勝の名所であります。
御創建
諏訪明神は、今より1600余年の昔、仁徳天皇の皇后 八田皇女の離宮鎮御神として、信州諏訪大社より奉斎せられたと伝えております。稲荷大神は、安永7年12月に御神託によって伏見稲荷大社より勧請されました。
崇敬
古来より、当地の大氏神として皇室をはじめ、武門武将の尊信厚く、現今では諏訪山大明神と尊称を奉り、一般市民の信仰は極めて深く、就中他社と異なり、神戸市在住の外国人が参拝されることは、全く その広大なる御神徳の然らしむ処と恐懼に耐えぬ次第でございます。
社殿社地
御社社殿は寿永3年(1184年)に兵火に罹り、正応3年(1290年)に中宮村の庄屋・大塚賀左衛門が再建し、その後 一再改変あり、現今の御社殿は大正13年(1924年)の改築で本殿は流造、弊殿・拝殿は共に入母屋造であります。社地は神戸市の中央諏訪山の中庭にあり、境内3301坪、隣接の諏訪山公園、ヴィーナスブリッジと相俟って神戸市絶勝の名所であります。
祭神
諏訪神社の祭神は以下の通りです。
・諏訪明神:諏訪大社の主祭神
→ 建御名方大神(タケミナカタ):大己貴命の子神で、諏訪に留まったとされる
→ 比売神(ヒメカミ)
・稲荷大神:伏見稲荷の主祭神
→ 宇迦之御魂神(ウカノミタマ):素戔嗚尊と神大市比売の子神で、稲荷神となったとされる
→ 建御名方大神(タケミナカタ):大己貴命の子神で、諏訪に留まったとされる
→ 比売神(ヒメカミ)
・稲荷大神:伏見稲荷の主祭神
→ 宇迦之御魂神(ウカノミタマ):素戔嗚尊と神大市比売の子神で、稲荷神となったとされる
境内社
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諏訪神社の境内社は以下の通りです。
・五社稲荷社
・口患大神:癌封じ
・高儀稲荷:火伏・商売繁盛
・猿田彦社:方違え・交通安全
・咳療大神:ぜんそく
・白蛇社
・光國大明神
・榊丸大明神
・口患大神:癌封じ
・高儀稲荷:火伏・商売繁盛
・猿田彦社:方違え・交通安全
・咳療大神:ぜんそく
・白蛇社
・光國大明神
・榊丸大明神
境内の見どころ
一の鳥居
諏訪神社の一の鳥居です。
遥拝殿
諏訪神社の遥拝殿です。
拝殿まで上れない人は、ここで参拝できるようになっています。
参道(坂道)
諏訪神社の参道に当たる坂道です。
非常に急勾配の坂道であり、上るのに非常に苦労します。
二の鳥居
諏訪神社の二の鳥居です。
参道(石段)
諏訪神社の参道に当たる石段です。
坂道に継いで設置されており、神門まで続いています。
神門
諏訪神社の神門です。
拝殿(諏訪神社)
諏訪神社の拝殿です。
入口の前には狐像が配置されています。
本殿(稲荷神社)
稲荷神社の拝殿です。
入口の前には狐像と香炉が配置されています。
ヴィーナスブリッジ
神戸の夜景スポットとして知られるヴィーナスブリッジです。
諏訪神社と隣接しており、展望台からは神戸市内を一望できます。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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