嵐山・嵯峨・太秦(まとめ) [京都府]
2015/09/15
嵐山(あらしやま)は京都府の代表的な観光地であり、桜や紅葉の名所として国の名勝にも指定されています。
豊かな自然に囲まれており、嵐山および桂川を容易に望めるため、京都の美しい風景を見ながら散歩するだけでも十分楽しめる観光スポットであると言えます。
特に桂川に架かる橋「渡月橋(とげつきょう)」から望む風景が代表的な見どころの一つとされ、夜にはライトアップもされることから、昼夜問わず その美しさを堪能できます。
また、周辺には多くの寺社が見られ、風景を楽しみながら京都の歴史に触れることのできる場所でもあります。なおかつ、独特の風習を伝えている神社や、髪を司る神を祀る神社、芸能活動に霊験のある神社など、独特な特徴を持つ珍スポット的な神社が多数点在していることも魅力の一つです。
なお、嵐電(路面電車)にて太秦へのアクセスもよく、各駅がそれぞれの観光地前に位置していることから、観光要所を巡るのも容易にできます。また、嵐電は全線一律210円という安さから、安価な交通手段として非常に使い勝手か良いです。
以下、それぞれのスポットについて、掻い摘んで紹介したいと思います。
嵐電各駅付近の観光スポット表については、こちらの記事を参照:【嵐電・嵐山駅】
嵐山
嵐山駅周辺には、嵐山、桂川などの美しい自然風景が広がっており、風景を眺めるには最適な場所と言えます。
特に桂川に架かる「渡月橋(とげつきょう)」は、嵐山を代表する観光名所とされています。
なお、嵐山周辺の観光の交通手段として、桂川を渡る「遊覧船」や 観光スポットを巡る「人力車」などの独自のサービスが展開しているため、京都ならではの観光を楽しむことも可能です。
また、周辺には京都名物を販売する飲食店やお土産屋が点在しており、食事やショッピングなども楽しむことができます。
ちなみに、阪急線から南に下ったエリアには、松尾大社やその摂社などの神社が多数あります。
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嵯峨(嵯峨野)
桂川の北側に位置するエリアを嵯峨野(さがの)と言い、「竹林の道」があることで有名です。
古くは太秦を拠点としていた秦氏(はたうじ)によって開発が進められたとされ、平安遷都後には天皇や大宮人たちの絶好の遊猟、行楽地だったとされています。そのため、風光明媚なエリアとして、今なお有名です。
なお、この周辺には「天龍寺」や「二尊院」などの寺院や「野宮神社」や「御髪神社」などの神社など、多くの寺社が点在していることでも知られており、嵐山周辺の寺社巡りをするのに最適な場所であると言えます。
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太秦
太秦(うずまさ)と言えば、一般的には「太秦映画村」がある場所として有名です。
一方、古代に日本に多くの技術や文化をもたらした秦氏(はたうじ)の本拠地として知られています。そのため、秦氏にまつわる寺社が点在しており、古代史を紐解く上で重要な場所としても注目されているスポットです。
太秦の主要な寺社には、聖徳太子の側近である秦河勝が建立した「広隆寺」や、三柱鳥居の立つ「木島神社(蚕の社)」があり、秦氏の祖先とされる秦始皇帝を祀る「大酒神社」なる神社もあるため、それらのミステリースポットを巡って見ても楽しめるエリアであると言えるでしょう。
なお、太秦は嵐電を利用すれば嵐山周辺とのアクセスも良く、容易に周辺を巡ることができます。
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嵐山・嵯峨・太秦の見どころ
※以下、嵐山・嵯峨・太秦の見どころに関する私的なまとめです(随時 加筆・修正予定)。
嵐山・嵯峨
名所
・渡月橋
・落柿舎
・大河内山荘庭園
神社
・松尾大社
・月読神社
・櫟谷宗像神社
・梅宮大社
・野宮神社
・御髪神社
・車折神社(芸能神社)
寺院
・二尊院
・宝厳院
・鹿王院
・清凉寺
・祇王寺
・天龍寺
・法輪寺
・滝口寺
・大覚寺
・化野念仏寺
・愛宕念仏寺
その他
・安倍晴明墓所
・トロッコ嵯峨駅
・嵐電・嵐山駅
名物
・おばんざい
・湯豆腐
・生八つ橋
太秦
名所
・東映太秦映画村
・蛇塚古墳
神社
・木島神社(蚕の社)
・大酒神社
・斎宮神社
・山王神社
・猿田彦神社(山ノ内庚申)
寺院
・広隆寺
名物
・つぶあん入り豆大福
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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