牟佐坐神社 [奈良県]
2015/03/21
奈良県橿原市にある牟佐坐神社(むさにいますじんじゃ)です。
岡寺駅付近に鎮座しており、祭神に高皇産霊命と孝元天皇を祀っている神社です。
由緒
由緒書によれば、第20代 安康天皇の御代に牟佐村(現・見瀬町)の村主の青が経営していたとされています。
当時の祭神は生雷神(雷公)であるとされ、江戸初期まで菅原道真公を祀って「榊原天神」と称されていたそうです。
その後、明治に入ると古い時代に立ち返り、高皇産霊命を奉祀して現在に至るとされています。
なお、当社の境内は第8代 孝元天皇が即位した宮地と伝えられているそうです。
祭神
牟佐坐神社の祭神は以下の通りです。
主祭神
・高皇産霊命(タカミムスビ):「日本書紀」に登場する神
・孝元天皇(こうげんてんのう):第8代天皇
・高皇産霊命(タカミムスビ):「日本書紀」に登場する神
・孝元天皇(こうげんてんのう):第8代天皇
孝元天皇とは?
孝元天皇(こうげんてんのう)とは日本の第8代天皇であり、『日本書紀』によれば「境原宮」で即位したとされています。
しかし、『記紀』の両方でも情報の少ない、いわゆる「欠史八代」の1人に数えられている天皇です。
なお、没年齢は『古事記』では57歳、『日本書紀』では116歳とされています。
ちなみに『ホツマツタヱ』という文献には、近江の水尾にてカセフの祭(田の祓いの儀式)を為したという記録があります。
参考リンク:ホツマツタヱ32文 ふしとあわ海 みつの文
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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