厳島神社(天理市) [奈良県]
2015/09/14
奈良県天理市にある厳島神社(いつくしまじんじゃ)です。
古くは常蓮寺の鎮守社であり、現在は祭神として市杵嶋姫命を祀っています。
由緒
由緒書によれば、古くは常蓮寺の鎮守社であり、弁財天女(べんざいてん)と一言神(ひとことぬし)を祀っていたとされますが、明治初年に厳島神社と改め、明治16年に境内の一部が石上神宮の御旅所になったとされます。
また、向かいには創祀が古いとされる穴穂神社があり、両社ともに石上神宮に関連することから、石上神宮の祭祀を司ってきた物部氏との関連性を指摘する意見もあるようです。
なお、由緒書には以下のように記されています。
旧指定村社 古く常蓮寺の鎮守社であった。
承応2年(1653年)の棟札に「常蓮寺鎮守一言神」と記され、弁財天女・一言神を祀っていたが、明治初年に厳島神社と改め、同16年頃に境内の一部を石上神宮の御旅所に指定された。
境内は、2554㎡で社頭は完備され、元禄12年(1699年)在銘そのほか数基の石燈籠がある。境内社として稲荷神社がある。
承応2年(1653年)の棟札に「常蓮寺鎮守一言神」と記され、弁財天女・一言神を祀っていたが、明治初年に厳島神社と改め、同16年頃に境内の一部を石上神宮の御旅所に指定された。
境内は、2554㎡で社頭は完備され、元禄12年(1699年)在銘そのほか数基の石燈籠がある。境内社として稲荷神社がある。
祭神
厳島神社の祭神は以下の通りです。
・市杵嶋姫命(イチキシマヒメ):宗像三女神の一柱で、厳島神社の祭神として知られる
→ 『記紀』においては「スサノオとアマテラスの誓約」で生まれた女神の一柱とされる
→ 現在では弁財天(べんざいてん)と習合して祀られていることが多い
→ 『記紀』においては「スサノオとアマテラスの誓約」で生まれた女神の一柱とされる
→ 現在では弁財天(べんざいてん)と習合して祀られていることが多い
境内社
厳島神社の境内社は以下の通りです。
・稲荷神社
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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