新羅神社 [香川県]
2015/11/30
香川県善通寺市にある新羅神社(しらぎじんじゃ)です。
金倉寺の付近に鎮座しており、円珍によって勧請された かつての金倉寺の鎮守社だったとされています。
なお、古くは祭神を「新羅明神」「山王権現」としていたようです。
神社概要
由緒
由緒書によれば、平安前期の貞観3年(862年)、金倉寺の前身である道善寺落成の際、落成法会に立ち合った円珍が、道善寺の鎮守として山王権現と新羅明神を勧請し、寺の境内に祀ったことに始まるとされています。
その後、慶長年間(1600年ごろ)に現在地の正南二丁ほどにあった山王社と新羅社の二社が火災で焼失したため、後に合社して新羅神社となり、現在地に遷座したそうです。
そして、明治時代の神仏分離令によって境内から分離され、現在に至るとされています。
祭神
新羅神社の祭神は以下の通りです。
主祭神
・素戔嗚尊(スサノオ):かつては新羅明神とされていた模様(『日本書紀』の異伝による由来か?)
→ 『日本書紀』異伝によれば、素戔嗚尊(スサノオ)は出雲の前に新羅に天降ったとされる
合祀
・大己貴命(オオナムチ):大国主の別名
合祀社
・皇子神社
・遠津神社
・素戔嗚尊(スサノオ):かつては新羅明神とされていた模様(『日本書紀』の異伝による由来か?)
→ 『日本書紀』異伝によれば、素戔嗚尊(スサノオ)は出雲の前に新羅に天降ったとされる
合祀
・大己貴命(オオナムチ):大国主の別名
合祀社
・皇子神社
・遠津神社
境内の見どころ
拝殿
新羅神社の拝殿です。
本殿
新羅神社の本殿です。
狛犬
新羅神社の狛犬です。
注連飾りで飾られています。
関連社
新羅神社の境内社・境外社は以下の通りです。
境内社
・地主社
・野津吾社
・元木神社
境外社
・荒神神社
・古荒神社
・伊洲神社
・地主社
・野津吾社
・元木神社
境外社
・荒神神社
・古荒神社
・伊洲神社
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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