【当サイトについて】

・当ブログは「人文研究見聞録(じんぶんけんきゅうけんぶんろく)」と言います。
・このブログでは、著者が実際に見た・体験した「日本」についての記事を書いています。
・その他にも「日本神話」の独自研究についての記事なども書いています。
・サイト内のコンテンツについては、上部のメニューバーおよびサイト右側に配置したメニューを参照してください

2015年11月28日土曜日

木熊野神社(中村町) [香川県]

人文研究見聞録:木熊野神社(中村町) [香川県]

香川県善通寺市中村町にある木熊野神社(きのくまじんじゃ)です。

古くから熊野権現を祀る社として、佐伯氏の遠祖である大伴家に奉斎されてきた中村町の産土神とされています。

なお、社叢を形成する梛の木は、魔除・厄除・病気平癒に霊験があると云われているそうです。

また、毎年10月上旬には、特殊神事である「シオカワ神事」が行われることで知られています。


由緒

由緒書によれば、創建年代は不詳とされますが、古くから讃岐国屏風浦中村郷(現・中村町)に鎮座する、紀伊国の熊野大神を祀る神社であったとされ、讃岐の豪族・佐伯氏(空海の血筋)の遠祖である大伴家によって奉斎されてきたようです(一説には、空海の勧請により創建されたとも)。

なお、木熊野(きくまの)と名づけられた神社は、概ね この中村の木熊野神社の分社であるとも云われています。また「木熊野」とは「紀伊熊野」の意であり、元々は熊野権現とされていたのを、明治の神仏分離令によって木熊野と改称されたものとされています。

祭神

木熊野神社の祭神は以下の通りです。

主祭神

・伊邪那美命(イザナミ):熊野十二所権現の一
・速玉男命(ハヤタマノオ):同上
・事解男命(コトサカノオ):同上

合祀

・事代主命(コトシロヌシ):えびす
・市杵島姫命(イチキシマヒメ):弁財天

梛の社叢(なぎのしゃそう)

人文研究見聞録:木熊野神社(中村町) [香川県]

木熊野神社の境内には、祭神とゆかりの深い紀伊国から移植された梛(なぎ)が社叢(鎮守の森)を為しています。これは昭和34年(1959年)に県指定の天然記念物となり、これを以って「梛の宮」とも呼ばれているそうです。

なお、この梛の葉は、古くから悪鬼を払って災難を免れるとされ、病気平癒にも霊験あらたかとされているそうです。

シオカワ神事

人文研究見聞録:木熊野神社(中村町) [香川県]

木熊野神社では、毎年10月7~9日にかけて「シオカワ神事」という特殊神事が行われるそうです。

この祭りでは、昔ながらの仕来りに則った儀式が行われ、神輿に乗せられた祭神に、餅や甘酒などの神饌や獅子舞などの舞が捧げられるとされます。なお、祭神の御神体は「オンユルワ」と呼ばれる小桶の中に入れられた玄米なんだそうです。

なお、この「シオカワ神事」は県の無形文化財に指定されています。

境内社

人文研究見聞録:木熊野神社(中村町) [香川県]
粟島宮
人文研究見聞録:木熊野神社(中村町) [香川県]
弁天宮
人文研究見聞録:木熊野神社(中村町) [香川県]
恵比須宮
人文研究見聞録:木熊野神社(中村町) [香川県]
荒魂神社
人文研究見聞録:木熊野神社(中村町) [香川県]
天満宮
人文研究見聞録:木熊野神社(中村町) [香川県]
伊豆魂神社

木熊野神社の境内社は以下の通りです(確認したもののみ)。

・粟島宮:少彦名命、大己貴命、息長足姫命(神功皇后)を祀る(由緒書があったが、読めなかった)
・厳島神社(弁天宮):宗像三女神を祀る
・恵比須宮:不明(恵比須神か?勝田大明神とも)
・荒魂神社:不明(荒神か?)
・天満宮:菅原道真公を祀る
・伊豆魂神社:不明
・その他:他に大小の祠がいくつか祀られる

料金: 無料
住所: 香川県善通寺市中村町137
営業: 終日開放
交通: 善通寺駅(徒歩38分)

関連サイト: http://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/50/digi-m-culture-detail-034-index.html

スポンサーリンク


0 件のコメント :

コメントを投稿