人文研究見聞録:手こね寿司 [三重県]

三重名物の手こね寿司(てこねずし)です。

タレに漬け込んだ赤身魚(マグロやカツオ)を寿司飯に乗せて薬味をかけた「ちらし寿司」の一種であり、主に志摩地方の郷土料理として知られています。そのため、二見浦や伊勢神宮付近では 手こね寿司を提供する店舗を多く見かけます。

なお、考案したのは志摩町和具(志摩市)の漁師とされ、忙しい漁の合間に獲れたカツオを千切りにして醤油を付け、炊きたてのご飯に手で混ぜて食べたのが始まりとされているそうです。


感想


味の方は想像よりも大分甘かったです。これは恐らく、タレが甘みの強い伊勢醤油をベースにしているからだと思われます。

そのため、美味いかどうかの判断には個人差があり、賛否両論といったところが妥当な感想だと思います。
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。