城内稲荷神社(長岡城趾) [新潟県]
2016/07/26
新潟県長岡市にある城内稲荷神社(じょうないいなりじんじゃ)です。
史跡・長岡城趾の一角に鎮座しており、蛙形の賽銭入れが設置されていることが珍しいです。
また、隣は長岡市の複合交流施設であるアオーレ長岡が建っています。
神社概要
由緒(長岡城築城伝説)
参考サイトによれば、長岡城の築城責任者である奥村という者が、ある新雪の積もった朝に長い芋(麻)の皮を咥えた白狐を見つけ、その白狐が皮を引きずって歩いた跡が兜のように見えたことから長岡城の構えを兜のようにしたとされます。
それ以後、長岡城は"芋引形兜城"と呼ばれるようになり、当社は長岡城の築城の際にアイデアを与えてくれた白狐を祀ったものと云われているそうです。
参考サイト:大手通商店街
祭神
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上記の由緒によれば、城内稲荷神社の祭神は築城伝説に因む"白狐"ということになります。
なお、通常 稲荷神社の祭神と言えば"ウカノミタマ"とされることが多いです。
周辺の見どころ
社殿
城内稲荷神社の社殿です。
蛙の賽銭入れ
城内稲荷神社の蛙の賽銭入れです。
大正末期製作と考えられている鉄製の賽銭入れであり、口の中に賽銭を投げ込む仕様になっています。
長岡城趾
城内稲荷神社の横にある長岡城趾の碑です。
長岡城は江戸初期の元和3年(1617年)に築城され、戊辰戦争と共に落城したとされています。
アオーレ長岡
城内稲荷神社の横にあるアオーレ長岡です。
全国初のアリーナ、ナカドマ、市役所が一体となった市民交流施設であり、冬場には青くライトアップされます。
火焔土器のオブジェ
長岡駅前には縄文土器の一つとして知られる火焔土器のオブジェが設置されています。
なお、長岡市の馬高遺跡では、この火焔土器(かえんどき)が多く出土していることでも知られています。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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