有馬天神社 [兵庫県]
2017/04/13
兵庫県神戸市の有馬温泉地区にある有馬天神社(ありまてんじんじゃ)です。
平安中期に有馬温泉の鬼門除けとして創建された天神社で、祭神に菅原道真公を祀っています。
また、境内には金泉の湧き出る天神泉源があり、有馬温泉の観光地の一つとなっています。
神社概要
由緒
兵庫県神社庁の解説によれば、当社は天元2年(979年)4月に有馬温泉の鬼門除けの守護神として、京都の北野天満宮より菅原道真公(天満天神)を勧請したことに始まり、古くから水害や落雷による火災の被害に遭ってきた有馬温泉地区の厄除けの神社として篤く信仰されてきたとされています。
なお、当社の境内には有馬温泉の金泉(黄金色の温泉)が湧き出る天神泉源があります。この泉源は昭和23年(1948年)に温泉湧出量が減少したことから、当社の境内地に掘られたんだそうです。
有馬天神社の沿革
・天元2年(979年)4月:創建、北野天満宮より菅原道真公を勧請する
・建久3年(1192年)9月:再建、境内の傍に蘭若院阿弥陀坊(寺院)を建立する
・寛正4年(1463年)4月13日:火災により焼失
・寛正6年(1465年):仮殿建設
・明治5年(1872年):寺院廃止
・昭和23年(1948年)秋:境内地に天神泉源を設ける
・天元2年(979年)4月:創建、北野天満宮より菅原道真公を勧請する
・建久3年(1192年)9月:再建、境内の傍に蘭若院阿弥陀坊(寺院)を建立する
・寛正4年(1463年)4月13日:火災により焼失
・寛正6年(1465年):仮殿建設
・明治5年(1872年):寺院廃止
・昭和23年(1948年)秋:境内地に天神泉源を設ける
祭神
有馬天神社の祭神は以下の通りです。
・菅原道真公(すがわらのみちざね):平安中期の政治家(死後、天満天神として信仰される)
境内社
有馬天神社の境内社は以下の通りです。
・稲荷神社:倉稲魂命(ウカノミタマ)・素盞嗚命(スサノオ)を祀る
境内の見どころ
鳥居
有馬天神社の鳥居です。
臥牛像
有馬天神社の臥牛像です。
拝殿
有馬天神社の拝殿です。
天神泉源
有馬天神社の境内にある天神泉源(てんじんせんげん)です。
有馬温泉の金泉が湧き出る泉源で、98℃の熱湯が噴出して湯煙が立つ様子を間近で見ることができます。
以下のビデオより天神泉源の様子をご覧ください。
料金: 無料
住所: 兵庫県神戸市北区有馬町1402(マップ)
営業: 終日開放
交通: 有馬温泉駅(徒歩7分)
公式サイト:http://www.hyogo-jinjacho.com/data/6301105.html
住所: 兵庫県神戸市北区有馬町1402(マップ)
営業: 終日開放
交通: 有馬温泉駅(徒歩7分)
公式サイト:http://www.hyogo-jinjacho.com/data/6301105.html
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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