人文研究見聞録:銀の湯 [兵庫県]

兵庫県神戸市の有馬温泉地区にある銀の湯(ぎんのゆ)です。

有馬温泉にある公衆浴場の一つであり、安価で銀泉(透明色の湯)を楽しむことが出来ます。


施設概要

概要

銀の湯(ぎんのゆ)は有馬温泉の市営の公衆浴場であり、炭酸泉源から引いた炭酸泉にラジウム泉をブレンドした銀泉(透明色の湯)であることが特徴となっています。

泉質

・泉質:炭酸泉(単純二酸化炭素冷鉱泉)・ラジウム泉(単純放射能温泉)
・温度:29.4℃(ラジウム泉)、18.6℃(炭酸泉)

効能

・神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、慢性消化器病、痔疾、冷え性、痛風、慢性皮膚病 など

※詳しくは公式サイトを参照

料金

・大人(中学生以上):550円
・小人(小学生以下):290円
・幼児(小学生未満):無料
・2館券(金の湯・銀の湯):850円
・2館券+史料館(太閤の湯殿館):1000円

施設

・浴 室:一種類の浴槽・うたせ湯・ミストサウナ・シャワー設備(リンスインシャンプー、ボディーソープあり)
・脱衣場:ドライヤーあり
・ロビー:自動販売機、マッサージ機など
・備 考:タオルなどは持参可能(タオル、スポーツタオル、カミソリ、ハブラシは館内でも販売している)

感想

銀の湯に引かれている銀泉は、入り心地は悪くなかったですが、金泉の方が気持ち良い印象が強かったです。

ただ、浴室内にうたせ湯やミストサウナがあるので、色々と楽しむことができます。

関連知識

銀泉とは?

人文研究見聞録:銀の湯 [兵庫県]

銀泉(ぎんせん)とは、ラジウムを多く含んだ放射能泉・炭酸を多く含んだ炭酸水素塩泉を混合した透明色の温泉であり、炭酸泉は毛細血管を拡張させて血行を良くし、放射能泉はガスの吸入によって自然治癒力を高めるとされています。

なお、有馬温泉においては黄金色の金泉に対し、それ以外の透明色の温泉を銀泉と呼ぶそうです。

料金: 入湯有料(上記参照)
住所: 兵庫県神戸市北区有馬町1039-1(マップ
営業: 9:00~21:00(定休日は公式サイト参照)
交通: 有馬温泉駅(徒歩9分)

公式サイト: http://arimaspa-kingin.jp/cont02/cont02-flm.htm
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。