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2017年7月11日火曜日

東大寺 [奈良県]

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

奈良県奈良市にある東大寺(とうだいじ)です。

奈良時代に聖武天皇によって創建された寺院であり、本尊に「奈良の大仏」で知られる盧舎那仏を祀っています。

また、国分寺の中心である「総国分寺」に位置づけられ、「金光明四天王護国之寺」とも呼ばれています。

現在は奈良市の中心的な観光スポットとして知られ、世界遺産にも登録されています。


寺院概要

縁起

『東大寺要録(東大寺の記録)』によれば、"天平5年(733年)に若草山麓に創建された金鐘寺(こんしゅじ、金鍾寺とも)が東大寺の起源である"とされ、8世紀前半には東大寺大仏殿の東にある若草山麓に前身寺院が建てられていたとされています。

東大寺の前身寺院については、国史である『続日本紀』に「聖武天皇と光明皇后の間に生まれた基王(もといおう)は、唯一の男子で皇太子となったが、神亀5年(728年)9月13日に夭逝してしまったため、同年11月に基王の菩提を弔う目的で若草山麓に山房を建立し、9人の僧を住まわせた」と記されているそうです。

その後、天平13年(741年)に聖武天皇より「国分寺建立の詔(仏教による国家鎮護のため、日本各地に寺院を建立させる命令)」が発せられたのに伴って、若草山麓の金鍾寺が金光明寺となり、これが東大寺の前身寺院になったとされます。

なお、「東大寺」の寺号が使われるようになったのは、大仏の鋳造が始まった天平19年(747年)の頃からと考えられているそうです。

本尊

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

・盧舎那仏(るしゃなぶつ):大乗仏教における仏の1つで、釈迦を超えた宇宙仏(法身仏)
 → 宇宙の真理を全ての人に照らし、悟りに導く仏とされる
 → 東大寺盧舎那仏像は、聖武天皇の発願で天平17年(745年)に制作が開始された
  ⇒ 一般に奈良の大仏(ならのだいぶつ)として知られる

境内の見どころ

参道

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の参道です。

東大寺の境内は広く、周辺には様々な寺社があります(鹿もいます)。

南大門

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の南大門です(国宝)。

創建時の門は平安時代に台風で倒壊したとされ、現在の門は鎌倉時代に重源上人が再建したものとされています。

木造金剛力士像

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]
人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の木造金剛力士像です(国宝)。

南大門に配された高さ8.4mの仁王像であり、建仁3年(1203年)に わずか69日で造られたとされています。

中門

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の中門です(重文)。

大仏殿の前にある門であり、享保元年(1716年)ごろの再建とされています。

金堂(大仏殿)

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の金堂です(国宝)。

大仏が安置されている堂宇であり、創建から2度にわたって焼失し、鎌倉時代と江戸時代に再建されたそうです。

東大寺盧舎那仏像(奈良の大仏)

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)です(国宝)。

聖武天皇の大仏造立の詔によって造られた高さ14.7mの仏像であり、一般的に「奈良の大仏」として知られています。

この大仏は『華厳経』に登場する盧舎那仏(るしゃなぶつ)という大宇宙そのものを象徴する仏なんだそうです。

大仏についてはこちらの記事を参照:【奈良の大仏】

金銅八角燈籠

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の金銅八角燈籠(こんどうはっかくとうろう)です(国宝)。

大仏殿の正面に立つ燈籠であり、修理が施されているものの、基本的には奈良時代の創建時のものとされています。

戒壇堂

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の戒壇堂(かいだんどう)です。

出家者が受戒するための施設として、天平勝宝7年(755年)に鑑真和上を招いて創建されたそうです。

なお、現在の建物は享保18年(1733年)の再建とされています。

指図堂

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の指図堂(さしずどう)です。

法然の画像を祀る堂宇で、ここに復興大仏殿の指図(設計図)を納めたことから この名で呼ばれているそうです。

法華堂(三月堂)

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の法華堂(ほっけどう)です(国宝)。

東大寺最古の建物であり、寺伝では天平5年(733年)の創建とされています(諸説あり)。

本尊に不空羂索観音を祀るための堂宇であり、旧暦3月に法華会が行われることから三月堂とも呼ばれているそうです。

二月堂

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の二月堂です(国宝)。

旧暦2月に お水取り(修二会)が行われることから この名で呼ばれています。

本尊は大観音(おおがんのん)・小観音(こがんのん)という十一面観音像で、どちらも絶対秘仏とされているそうです。

三昧堂(四月堂)

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の三昧堂(四月堂)です(重文)。

延宝9年(1681年)の建立で、十一面観音立像、阿弥陀如来坐像などが安置されています。

閼伽井屋

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の閼伽井屋(あかいや)です(重文)。

お水取り(修二会)の際に、屋内にある井戸から十一面観音に供える御香水(閼伽水)を汲む儀式を行う施設とされています。

念仏堂

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の念仏堂です(重文)。

鎌倉時代の建築物であり、鎌倉時代に造られた地蔵菩薩坐像(重文)を安置しているそうです。

鐘楼

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の鐘楼です。

鎌倉時代の建築物であり、吊られている梵鐘は天平勝宝4年(752年)に製作されたもので国宝に指定されています。

行基堂

人文研究見聞録:東大寺 [奈良県]

東大寺の行基堂です。

料金: 大仏殿・三月堂・戒壇院 一般500円、小学生300円 ※詳細は公式サイト参照
住所: 奈良県奈良市雑司町406-1(マップ
営業: 7:30~17:30(夏季)、8:00~16:30(冬季) ※詳細は公式サイト参照
交通: 近鉄奈良駅(徒歩19分)、奈良市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車(徒歩5分)

公式サイト: http://www.todaiji.or.jp/

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