天開稲荷神社 [福岡県]
2017/10/30
福岡県太宰府市にある天開稲荷神社(てんかいいなりじんじゃ)です。
太宰府天満宮の北東に位置する稲荷神社で、祭神に宇迦之御魂神(稲荷神)を祀っています。
九州最古のお稲荷さんとして知られ、当地のパワースポットとしても人気を集めているようです。
神社概要
由緒
由緒書などによれば、当社は鎌倉末期に京都の伏見稲荷大社から勧請された稲荷神社で「九州最古のお稲荷さん」として親しまれているとされます。
「天開」の名の通り「天に道が開け、運気が上昇する」という神であると信じられているとされ、当地では開運・幸福のパワースポットとして人気を集めているそうです(奥の院が特にパワースポットとされている)。
なお、由緒書による説明は以下の通りです。
【天開稲荷社 御由緒】
この天開稲荷社は鎌倉末期に京都の伏見稲荷大社からの御分霊を御遷しして お祀り申し上げた お社です。
御祭神 宇迦之御魂神(ウカノミタマ)は須佐之男命(スサノオ)の御子神であり人々の生命の根源である食物、特に稲の生長を守護する神様であります。
社名に由来するように、古来より「天」に「開」かれた お「社」とされ、五穀豊穣・商工業の発展・更には人々に開運と幸福をもたらす神として広く信仰されています。云々
この天開稲荷社は鎌倉末期に京都の伏見稲荷大社からの御分霊を御遷しして お祀り申し上げた お社です。
御祭神 宇迦之御魂神(ウカノミタマ)は須佐之男命(スサノオ)の御子神であり人々の生命の根源である食物、特に稲の生長を守護する神様であります。
社名に由来するように、古来より「天」に「開」かれた お「社」とされ、五穀豊穣・商工業の発展・更には人々に開運と幸福をもたらす神として広く信仰されています。云々
祭神
天開稲荷神社の祭神は以下の通りです。
・宇迦之御魂神(ウカノミタマ):稲荷神であり、スサノオの御子神とされる
奥の院
天開稲荷神社の奥の院です。
社殿の傍らにある石段を登っていくと、頂上に横穴式の古墳のような塚があります。
この中に祭壇が設けられており、そこで参拝するような形になっています。
ここが県内でも随一のパワースポットと言われているようです。
境内の見どころ
鳥居
天開稲荷神社の鳥居です。
太宰府天満宮の茶屋エリアの奥から訪れることができます。
鳥居と石段
天開稲荷神社の鳥居と石段です。
最初の石段を上った更に先にあり、参道には多くの鳥居が配置されています。
石段
天開稲荷神社の石段です。
上記の鳥居と石段の別ルートで、やや幅の広い石段で傾斜が緩やかな道となっています。
社殿
天開稲荷神社の社殿です。
鈴が13本あり、手前の12本には干支の名前が刻まれています。
当社では まず自分の干支の鈴を鳴らし、次に奥の鈴を鳴らして二礼二拍手一礼をすることとされています。
天開水
天開稲荷神社の天開水(てんかいすい)です。
手水舎の横に蛇口があり、飲料水として飲むことが出来ます。
水筒などで持ち帰っても良いそうです。
奥の院
天開稲荷神社の奥の院です。
社殿裏の山上にあり、横穴式石室のようになっています。
スポンサーリンク
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿