人文研究見聞録:天満神社(栄新町) [福井県]

福井県敦賀市にある天満神社(てんまんじんじゃ)です。

平安時代には既に存在していた古社であり、祭神に菅原道真公を祀っています。

また、毎年11月20日には境内社の恵比須神社で せんべい焼き という奇祭が行われるそうです。


神社概要

由緒


由緒書によれば、創建年代は不詳なものの、平安時代には既に存在していたとされ、天元3年(980年)に御所の辻子町にあった本宮が現在地に遷座されたと伝えられているそうです。

江戸時代以降は、慶長8年(1603年)に鶴賀城主・結城秀康より泉村の田地の寄進を受け、寛永2年(1626年)5月に震災によって全焼し、寛永4年(1627年)に京極忠高が町内に勧請して社殿を造営し、文政3年(1820年)8月に石の大鳥居を建立したとされます。

明治時代以降は、明治8年(1875年)11月に郷社に列格し、明治35年(1902年)4月に千年祭を興行したとされ、昭和に入ってからは昭和20年(1945年)7月12日に敦賀空襲によって全焼したものの、翌年に再建が計画され、佐和山神社の社殿を譲り受けて昭和35年(1960年)4月に移築再建して現在に至るとされています。

祭神


天満神社の祭神は以下の通りです。

菅原道真公(すがわらのみちざね)平安中期の政治家(死後、天満天神として信仰される)

境内社


人文研究見聞録:天満神社(栄新町) [福井県]
恵比須神社
人文研究見聞録:天満神社(栄新町) [福井県]
七面いなり

天満神社の境内社は以下の通りです。

・恵比須神社
・七面いなり

関連知識

奇祭・せんべい焼き


人文研究見聞録:天満神社(栄新町) [福井県]

当社では、毎年11月20日に「せんべい焼き」という奇祭が行われます。

この祭りは350年以上の歴史を持つ境内社・恵比須神社の祭礼であり、生せんべいを青竹に挿し、自分で神火で焼き上げて食べるというもので、このせんべいを食べると悪病を祓い無病息災になると伝えられているそうです。

日時:11月20日 17:00~21:00
料金:見学無料(せんべい・青竹は有料)

境内の見どころ

石鳥居


人文研究見聞録:天満神社(栄新町) [福井県]

天満神社の石鳥居です。

境内


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天満神社の境内です。

境内には遊具が設置されています。

臥牛像


人文研究見聞録:天満神社(栄新町) [福井県]

天満神社の臥牛像です。

天満宮おなじみのオブジェであり、撫でると身代わりに病気を治してもらえるといわれています。

拝殿


人文研究見聞録:天満神社(栄新町) [福井県]

天満神社の拝殿です。

本殿


人文研究見聞録:天満神社(栄新町) [福井県]

天満神社の本殿です。

佐和山神社の社殿を譲り受けたものであり、鳳凰・龍・獅子などの彫刻があしらわれています。

料金: 無料
住所: 福井県敦賀市栄新町1-6(マップ
営業: 不明
交通: 敦賀駅(徒歩22分)

公式サイト: http://www.jinja-fukui.jp/detail/index.php?ID=20160826_161806
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。