朝日山 恵心院 [京都府]
2018/04/02
京都府宇治市にある恵心院(えしんいん)です。
平安時代に空海によって創建された古刹であり、本尊に十一面観音を祀っています。
寺院概要
縁起
案内板によれば、当院は弘仁13年(822年)に空海(弘法大師)によって創建され、当初は唐の青龍寺に似ていたことから龍泉寺と呼ばれていたそうです。
その後、寛弘年間(1004~1011年)に恵心僧都源信が再興し、寺号を恵心院に改めたとされ、中世は兵火によって衰微したものの、後に豊臣秀吉や徳川家康の庇護を受けて諸々の伽藍の整備などが行われたとされています。
なお、当院を再興した恵心僧都源信は、仏教書「往生要集」の編者として知られ、『源氏物語』宇治十帖に登場する横川の僧都のモデルともいわれている人物なんだそうです。
本尊
・十一面観音(じゅういちめんかんのん):観音菩薩の変化身の1つであり、六観音の1つとされる
→ 当院の本尊は、平安後期造立の木造十一面観音立像とされる
→ 当院の本尊は、平安後期造立の木造十一面観音立像とされる
境内の見どころ
弘法大師像
恵心院の弘法大師像です。
この弘法大師が、当院を創建したとされています。
山門(恵心院門)
恵心院の山門です。
恵心院門とも呼ばれています。
仏堂
恵心院の仏堂です。
鳥居があり、池の付近に建っていることから弁天堂だと思われます。
本堂
恵心院の本堂です。
水子子育 地蔵尊
恵心院の水子子育 地蔵尊です。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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