浄土寺 日吉神社 [京都府]
2018/05/22
京都市左京区にある日吉神社(ひよしじんじゃ)です。
平安時代に創建された古社であり、祭神に山王権現・国常立尊を祀っています。
また、社殿の前には珍しい狛猿が安置されています。
神社概要
由緒
由緒書によれば、平安時代に当地には東三条院栓子(藤原詮子)の離宮があり、そこに戒算上人が比叡山の常行堂にあった阿弥陀仏を移して真如堂という寺院を創建し、さらに比叡山の守護神である山王権現を勧請したのが当社の始まりとされます。
真如堂は応仁の乱によって荒廃したため方々を転々としたとされますが、当社はこの地に残って吉田家と共に祭事を維持したそうです。そして、元禄6年(1693年)に真如堂が再興されて現在に至るとされています。
なお、当社で祀られている神像は地蔵菩薩立像で、地主の神・厄除の神として崇敬を集めているとされ、本殿の前には厄除の桃と、子猿を抱いた2体の神猿(まさる、日吉神の神使)が狛猿として安置されています。
祭神
日吉神社の祭神は以下の通りです。
・山王権現(さんのうごんげん):比叡山の守護神(日吉大社の神)
・国常立尊(クニノトコタチ):天地開闢の後に生まれた国土神とされ、神話の中で最も古い神に当たる
・国常立尊(クニノトコタチ):天地開闢の後に生まれた国土神とされ、神話の中で最も古い神に当たる
境内社
日吉神社の境内社は以下の通りです。
・稲荷社
境内の見どころ
鳥居
日吉神社の鳥居です。
猿像
日吉神社の猿像です。
狛猿
日吉神社の狛猿です。
左が子猿を抱く子守り猿で、右が厄除長寿の桃を抱く長寿猿とされています。
社殿
日吉神社の社殿です。
拝殿
日吉神社の拝殿です。
本殿
日吉神社の本殿です。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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