人文研究見聞録:伊邪那岐神社(尼崎市) [兵庫県]

兵庫県尼崎市にある伊邪那岐神社(いざなぎじんじゃ)です。

江戸中期には鎮座していた神社であり、祭神に伊邪那岐尊・須佐之男命を祀っています。


神社概要

由緒


由緒書によれば、創建年代は不明なものの、当社はイザナギとスサノオを祀る神社であり、境内にある常夜燈に安永7年(1779年)と刻まれていることから それ以前の鎮座と考えられているそうです。

近代以降は 明治6年(1873年)に村社に列せられ、明治13年(1880年)の官有地の払い下げを受けて境内地の拡大と社殿の再建に着手して翌年に竣工し、明治41年(1908年)に無格社素盞鳴神社を合祀して現在に至るとされています。

祭神


伊邪那岐神社の祭神は以下の通りです。

・伊邪那岐尊(イザナギ):『記紀』において国産み・神産みの男神とされる
・須佐之男命(スサノオ):三貴子の一柱で出雲の祖神(天照大神の弟神に当たる)

境内社


人文研究見聞録:伊邪那岐神社(尼崎市) [兵庫県]

伊邪那岐神社の境内社は以下の通りです。

・厳島神社:市杵嶋姫命を祀る

境内の見どころ

鳥居


人文研究見聞録:伊邪那岐神社(尼崎市) [兵庫県]

伊邪那岐神社の鳥居です。

拝殿


人文研究見聞録:伊邪那岐神社(尼崎市) [兵庫県]

伊邪那岐神社の拝殿です。

料金: 無料
住所: 兵庫県尼崎市次屋1-1-6(マップ
営業: 終日開放
交通: 尼崎駅(徒歩12分)
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。