春日神社(豊沢町) [兵庫県]
2019/06/01
兵庫県姫路市にある春日神社(かすがじんじゃ)です。
平安時代に創建された古社であり、祭神に武甕槌命・天兒屋根命・布都主命・姫神を祀っています。
神社概要
由緒
由緒書によれば、寛和2年(986年)8月7日に播磨宿禰・巨智延昌が勧請して祀ったことに始まり、江戸時代の地誌『播磨鑑』には神功皇后が麻生山に御座の時に大己貴命(大国主命)に告げて八木杉を生えさせたことから「八木春日」とも呼ばれたと記されているそうです。
また『播磨名所巡覧絵図』では「春日明神」として紹介されており、「春日の荘、芝原にあり、例祭7月27日は妻鹿浦海中、島井崎へ神幸あり、3月15日は八杉の御旅に幸す。この時、競馬あり。6月9日、15日は神前の踊りの馬場にて藤の花を造りかざして踊る。15日には行矢祭(いくやさい)とて流鏑馬有りしが今は怠りぬ」と記されているそうです。
祭神
春日神社の祭神は以下の通りです。
・武甕槌命(タケミカヅチ):「国譲り神話」において出雲の大国主と交渉し、国譲りを成した神(鹿島神宮の主祭神)
・天兒屋根命(アメノコヤネ):「天岩戸神話」において祝詞を上げ、フトダマと共に鏡を差し出した神
・布都主命(フツヌシ):「国譲り神話」においてタケミカヅチと共に国譲り交渉した神(香取神宮の主祭神)
・姫神(ヒメガミ):春日四神の一柱
・天兒屋根命(アメノコヤネ):「天岩戸神話」において祝詞を上げ、フトダマと共に鏡を差し出した神
・布都主命(フツヌシ):「国譲り神話」においてタケミカヅチと共に国譲り交渉した神(香取神宮の主祭神)
・姫神(ヒメガミ):春日四神の一柱
境内社
|
|
春日神社の境内社は以下の通りです。
・天照皇大神
・豊受大明神
・豊受大明神
境内の見どころ
鳥居
春日神社の鳥居です。
拝殿
春日神社の拝殿です。
鹿像
春日神社にある鹿像です。
鹿は春日神の神使とされています。
スポンサーリンク
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿