子守神社 [岡山県]
2020/02/23
岡山県岡山市にある子守神社(こもりじんじゃ)です。
洪水で流れ着いた霊石にまつわる伝説から創建された神社で、祭神に阿須波神・波比伎神を祀っています。
小さな神社ですが、子供に関する事柄にご利益があるそうです。
神社概要
由緒
由緒書によれば、当社は以下のような伝説に基づいて創建に至ったとされます。
承応2年(1653年)のこと、岡山で大洪水が起こって桃李に不審な石が流れ着いた。これを子供たちが軽々ともてあそんでいたので、危ないと思った母親がその石を取り上げようとしたが、その石は盤石の如く微動だにしなかったので その場にいた人々を驚かせた。
その日の夜、神が夢枕に現れて「汝、その石を奉斎すれば童子たちを守護し、疫病、災難を除くだろう」という神託を下して忽然と消え失せた。そこで、その石を「子供荒神様」と呼んで霊石として崇め奉ることにした。
その後、時代が下った寛文年間(1661~1673年)に付近の川が氾濫し、子供たちが濁流に飲み込まれることがあったが、その際に流れてくる霊石につかまって一命を取り留めるという奇跡が起こった。
その日の夜、神が夢枕に現れて「汝、その石を奉斎すれば童子たちを守護し、疫病、災難を除くだろう」という神託を下して忽然と消え失せた。そこで、その石を「子供荒神様」と呼んで霊石として崇め奉ることにした。
その後、時代が下った寛文年間(1661~1673年)に付近の川が氾濫し、子供たちが濁流に飲み込まれることがあったが、その際に流れてくる霊石につかまって一命を取り留めるという奇跡が起こった。
上記のような伝説から、後世も崇敬が篤く、子授・安産・子育など子供に関するもののほか、学業成就や交通安全などの神徳があらたかな神社として知られているのだそうです。
祭神
子守神社の祭神は以下の通りです。
・阿須波神(アスハノカミ):『古事記』に登場する神で、大年神の御子神とされる
・波比伎神(ナミヒキノカミ):『古事記』に登場する神で、大年神の御子神とされる
・波比伎神(ナミヒキノカミ):『古事記』に登場する神で、大年神の御子神とされる
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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