晴明神社の晴明祭 [京都府]
2015/09/25
京都市上京区の晴明神社で行われる「晴明祭(せいめいさい)」を紹介します。
晴明祭とは?
晴明祭(せいめいさい)とは、平安時代に活躍した陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)を祀る晴明神社で行われる祭であり、毎年秋分の日の前日と当日の2日間にわたって行われます。
秋分の日の前夜に宵宮祭、当日に例祭・神幸祭が行われ、境内は多数の露店で賑わいます。
晴明祭のスケジュール
・宵宮祭:秋分の日の前日19:00~
・例 祭:秋分の日の当日10:00~
・神幸祭:秋分の日の当日13:00~17:00
・宵宮祭:秋分の日の前日19:00~
・例 祭:秋分の日の当日10:00~
・神幸祭:秋分の日の当日13:00~17:00
晴明神社についてはこちらの記事を参照:【晴明神社】
宵宮祭
宵宮祭(よいみやまつり)とは例祭の前夜に行われる小祭のことであり、晴明神社の場合は秋分の日の前日の19時より開始され、境内にて「湯立神楽」と呼ばれる神事が奉納されます。
湯立神楽(ゆだてかぐら)とは湯を用いて行う神事の総称を指し、晴明神社の場合は釜で湯を煮えたぎらせ、その湯を玉串に見立てた枝葉を浸して周囲に撒き、その湯を被ることで無病息災を祈願するという神事となっています。
参加は有料ですが、晴明饅頭のお下がり付きで参加できるようです。
なお、祭事の様子は以下の動画で確認できます(晴明神社公式)。
例祭・神幸祭
秋分の日の当日には例祭・神幸祭が行われます。
例祭(れいさい)とは神社で最も重要な祭祀を指し、神幸祭(しんこうさい)とは いわゆる神輿行列を指します。
その神幸祭では、鼓笛隊を先頭に鉾、八乙女、神輿が巡行します。巡行ルートは神社周辺の西陣地区です。
なお、神幸行列で扱われる祭具には「五芒星」があしらわれています。
そして、五芒星の描かれた白装束に身を包んだ氏子らによって神輿が担がれ、活気ある神幸行列が行われます。
その様子については、以下の動画をご覧ください。
なお、巡行を終えて神輿が神社へ還ってくると、境内で遷霊式が行われて晴明祭は終了です。
晴明祭とは云えど陰陽道っぽい点は無く、祭具や衣装に「五芒星」があしらわれている点が印象的な祭でした。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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