久延彦神社 [奈良県]
2015/09/09
奈良県桜井市三輪にある久延彦神社(くえびこじんじゃ)です。
大神神社の末社であり、知恵の大神・久延毘古命(クエビコ)を祀ることから、受験合格、就職成就、学力向上、知識・知力の向上・発展などに霊験あらたかとされています。
神社概要
由緒
由緒書によれば、『古事記』に登場する"世界のあらゆることを知っている神様"である久延毘古命(クエビコ)を祀っていることから、知恵・学問の神として受験生などの崇敬を集めているとされています。
なお、由緒書には以下のように記されています。
御祭神の久延毘古命(クエビコ)は『古事記』に"どこへも足を運ばなくても世の中のことを全て知っている神様で、知恵が大層優れておられる"と記されています。
それゆえに、知恵・学問の神様として信仰を集め、学力向上・各種試験の合格をお守り下さり、今日では就職成就はもとより、仕事面においても知識・知力の向上・発展に大きな御力を授けて下さります。
それゆえに、知恵・学問の神様として信仰を集め、学力向上・各種試験の合格をお守り下さり、今日では就職成就はもとより、仕事面においても知識・知力の向上・発展に大きな御力を授けて下さります。
祭神
久延彦神社の祭神は以下の通りです。
・久延毘古命(クエビコ):世界のあらゆることを知っているとされるカカシの神
→ 『古事記』にのみ登場する神
→ 『古事記』にのみ登場する神
久延毘古命(クエビコ)とは?
久延毘古命(クエビコ)とは、「世界のあらゆることを尽く知っているカカシ」とされています。
『古事記』の国造りの段に登場しており、オオクニヌシの前に現れた「小さな神」ことスクナヒコナが、名を尋ねられても答えようとしなかったときに、その正体を知ろうとするオオクニヌシに頼られたのがクエビコです。『古事記』では「何処にも足を運べないが、居ながらにして世の中のことを全て知っている」という風に紹介されています。
このことから、智の神として祀られることが多く、知識だけでなく知恵にも御神徳があると云われています。
なお、案内板では以下のように説明されています。
久延毘古命(智恵の大神・学業の守護神)
久延毘古命は智恵が大そう優れておられ「足は行(ある)かねど 天下のことを尽(ことごと)に知れる」神様といわれており、何処(いずこ)にも足を運ばないけれども、居ながらにして世の中のことを全て知っておられる神様です。
知識が比類なく豊かなことより智恵の神様として学力向上・各種受験の合格・資格取得・技能向上・進学や就職などの成就を お守りくださる神様です。
また、仕事面においては業務推進の上で得難い暗示や示唆を授けて下さり、知識・智力の活性化をはかって下さる神様です。
久延毘古命は智恵が大そう優れておられ「足は行(ある)かねど 天下のことを尽(ことごと)に知れる」神様といわれており、何処(いずこ)にも足を運ばないけれども、居ながらにして世の中のことを全て知っておられる神様です。
知識が比類なく豊かなことより智恵の神様として学力向上・各種受験の合格・資格取得・技能向上・進学や就職などの成就を お守りくださる神様です。
また、仕事面においては業務推進の上で得難い暗示や示唆を授けて下さり、知識・智力の活性化をはかって下さる神様です。
境内の見どころ
注連柱
久延毘古神社の注連柱です。
鳥居
久延毘古神社の鳥居です。
拝殿
久延毘古神社の拝殿です。
神山遥拝所
久延毘古神社の神山遥拝所です。
ここから三輪山を遥拝することができます。
久延毘古神社の絵馬
久延毘古神社のフクロウ形の絵馬です。
なお、フクロウはギリシア神話において知恵の女神・アテナの象徴とされ、知識・知恵に富んだ鳥として「森の賢者」とも呼ばれることがあります。
久延毘古命(クエビコ)は知恵の大神とされますが、これに関係しているのでしょうか?。
知恵ふくろう
久延毘古神社の知恵ふくろうです。
京都府在住の篤信家から奉納されてものとされ、俗説では頭をなでると知恵の霊験にあやかれると云われています。
スポンサーリンク
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿