神宝神社 [奈良県]
2015/09/10
奈良県桜井市三輪にある神宝神社(かんだからじんじゃ)です。
本社のすぐ南に位置する大神神社の末社であり、祭神に熊野三神を祀っています。
由緒
由緒書によれば、室町時代より既に熊野権現を祀っていたとされ、正月に行われる繞道祭(にょうどうさい)の十八社巡りにて、三ツ鳥居から出た御神火が捧げられ、最初に祭典が営まれる神社であるとされています。
また、古くから三宝荒神(さんぽうこうじん)※の信仰もあり、財宝の神としても崇敬されているそうです。
なお、由緒書には以下のように記されています。
御祭神は室町時代の神社資料に熊野権現(くまのごんげん)と記され、熊野三神をお祀りしています。
正月元日未明、繞道祭(にょうどうさい)の十八社巡りにおいて、三ツ鳥居から出た御神火が捧げられ、最初に祭典が営まれる神社です。
古くから三宝荒神の信仰もあり、また財宝の神として広く崇敬されています。
正月元日未明、繞道祭(にょうどうさい)の十八社巡りにおいて、三ツ鳥居から出た御神火が捧げられ、最初に祭典が営まれる神社です。
古くから三宝荒神の信仰もあり、また財宝の神として広く崇敬されています。
※三宝荒神(さんぽうこうじん):日本特有の仏教における信仰対象の1つであり、仏法僧の三宝を守護し、不浄を厭離(おんり)する仏教の神。
祭神
神宝神社の祭神は以下の通りです。
・家都御子神(けつみこのかみ):熊野三神の一柱で、スサノオを指すとされる(熊野本宮大社の主祭神)
・熊野夫須美神(くまのふすみのかみ):熊野三神の一柱で、イザナミを指すとされる(熊野那智大社の主祭神)
・御子速玉神(みこはやたまのかみ):熊野三神の一柱で、イザナギを指すとされる(熊野速玉大社の主祭神)
・熊野夫須美神(くまのふすみのかみ):熊野三神の一柱で、イザナミを指すとされる(熊野那智大社の主祭神)
・御子速玉神(みこはやたまのかみ):熊野三神の一柱で、イザナギを指すとされる(熊野速玉大社の主祭神)
スポンサーリンク
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿