貴船神社(大神神社) [奈良県]
2015/09/10
奈良県桜井市三輪にある貴船神社(きふねじんじゃ)です。
大神神社の末社であり、水の神である淤加美神を祀っています。
由緒
由緒書によれば、水の神である淤加美神(おかみのかみ)を祀る社であり、大神祭の際には当社にも神饌・祝詞が上げられて丁重に扱われてきたとされます。また、縁結び・夫婦円満・恋愛成就などの御利益があるそうです。
なお、由緒書では以下のように説明されています。
御祭神は生命の根源である水の神で、雨水を司られます。また、縁結びの神としても信仰され、夫婦円満・恋愛成就の御利益があるとされます。
神社の古い記録に、御本社の大神祭(卯の日神事)の時には、必ず この神社にも お供えを上げて祝詞を奏上したとあり、丁重に祀られてきました。
神社の古い記録に、御本社の大神祭(卯の日神事)の時には、必ず この神社にも お供えを上げて祝詞を奏上したとあり、丁重に祀られてきました。
祭神
貴船神社の祭神は以下の通りです。
・淤加美神(おかみのかみ):雨水を司る水神とされる
→ 当社では縁結びの神としても信仰される
→ 当社では縁結びの神としても信仰される
淤加美神(おかみのかみ)とは?
淤加美神(おかみのかみ)とは、日本神話の神産みにおいて、イザナギが火の神・カグツチを斬り殺した際に誕生した神々の一柱であり、その内の闇龗神(くらおかみのかみ)、高龗神(たかおかみのかみ)の総称が淤加美神(おかみのかみ)であるとされています。
なお、貴船神社の総本社である京都市左京区にある貴船神社は、高龗神(たかおかみのかみ)を主祭神として祀っています。
また、「淤加美神」は「龗神」とも表記し、この「龗」という漢字の原義は「龍」の古語であり、龍は水や雨を司る神として信仰されていたとされています。ちなみに「闇」は谷間を指し、「高」は山の上を指す言葉です。
そうしたことから、淤加美神(おかみのかみ)とは「龍神」であるとも云われています。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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