飯浦の奇岩 [島根県]
2015/10/26
島根県益田市飯浦町の沿岸部には、多数の奇岩や奇島が存在します。
この場所は「人形峠(にんぎょうとおげ)」と呼ばれ、益田十景の第一に指定される景勝地なんだそうです。
その人形峠から見える奇岩や奇島を紹介したいと思います。
屏風岩
人形峠の眼下に見える屏風岩(びょうぶいわ)です。
屏風に似ていることからこの名で呼ばれており、案内板によれば以下のように説明されています。
屏風岩(びょうぶいわ)
人形峠・駕籠立(かごたて)の眼下には眼のくらむような断崖絶壁が広がっています。
海抜140mの海中には屏風岩と松とマッチし、この自然の素晴らしい景色を眺めて屏風岩と名付けられました。
人形峠・駕籠立(かごたて)の眼下には眼のくらむような断崖絶壁が広がっています。
海抜140mの海中には屏風岩と松とマッチし、この自然の素晴らしい景色を眺めて屏風岩と名付けられました。
人形岩
人形峠の眼下に見える人形岩(にんぎょういわ)です。
座っている人の形に見えることからこの名で呼ばれており、案内板によれば以下のように説明されています。
人形岩(にんぎょういわ)
人形峠の東の100m先の眼下に、奇岩に混じって静かに足を延ばして座っている人の形をした岩があります。
この岩の高さは7.8mあり、日本海の荒波で削り作られた自然の作品です。
人々は「人形岩」と呼んでいますが、この姿はどこか「人魚」を彷彿とさせます。
人形峠の東の100m先の眼下に、奇岩に混じって静かに足を延ばして座っている人の形をした岩があります。
この岩の高さは7.8mあり、日本海の荒波で削り作られた自然の作品です。
人々は「人形岩」と呼んでいますが、この姿はどこか「人魚」を彷彿とさせます。
なお、見ての通り周囲と色が異なることから、岩質が異なるものと思われます。
鑪崎
飯浦港の西方に見える鑪崎(たたらざき)です。
付近には鑪遺跡があり、それと関連してこの名で呼ばれているものと思われます。
なお、案内板によれば以下のように説明されています。
鑪崎(たたらざき) -神代の肌を残す景勝の岬-
持石海岸から西前方に見える恐竜の尾鰭に似た奇岩と洞窟で形成されている岬で、島根県の最西端になります。
近くには製鉄との関わりを彷彿させる鑪遺跡があります。
持石海岸から西前方に見える恐竜の尾鰭に似た奇岩と洞窟で形成されている岬で、島根県の最西端になります。
近くには製鉄との関わりを彷彿させる鑪遺跡があります。
なお、岩肌はミルフィーユ状のホルンフェルス断層となっており、「須佐ホルンフェンス」と同様の特徴を持っています。
三生島
飯浦港から北2kmの沖に浮かぶ三生島(さんじょうじま)です。
遠目で綺麗な三角形に見える島であり、現在は日本海に浮かぶ無人島として知られているようです。
なお、案内板によれば以下のように説明されています。
三生島(さんじょうじま) -仏法僧を思わせる神秘的な島-
飯浦漁港から北2km沖に浮かぶ三つの島(本島・平瀬島・喧嘩島)から成る島です。
かつて日露戦争の戦勝記念で松が植栽され、美しい景観を作り上げていました。
飯浦漁港から北2km沖に浮かぶ三つの島(本島・平瀬島・喧嘩島)から成る島です。
かつて日露戦争の戦勝記念で松が植栽され、美しい景観を作り上げていました。
なお、三角形は幾何学の代表的な形とされますが、この綺麗すぎる三角形の三生島は本当に自然物なのでしょうか?
料金: 無料
住所: 島根県益田市飯浦町
営業: 終日開放
交通: 飯浦駅(徒歩18分)
住所: 島根県益田市飯浦町
営業: 終日開放
交通: 飯浦駅(徒歩18分)
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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