人文研究見聞録:八島社(東寺) [京都府]

京都市南区の東寺境内にある八島社(やしましゃ)です。

東寺の創建以前から鎮座していたとされ、祭神は東寺の地主神とも大己貴神(オオナムチ)とも云われるそうです。

また、社名を八島社と言うのは、日本を「大八州瑞穂国(おおやしまみづほのくに)」と言うことから起こった社号とされています。

なお、空海(弘法大師)は伽藍建立に先立ち、この神への寺門造立成就、方位安全、法道繁盛の祈願をし、地主神と崇められたと伝えられているそうです。

東寺、弘法大師についてはこちらの記事を参照:【東寺】【空海(弘法大師)とは?】


社殿

人文研究見聞録:八島社(東寺) [京都府]

八島社の社殿です。

境内の一角に建つ こじんまりとした社殿でありますが、非常に綺麗に整備されています。

なお、内部の左右には小さな狛犬が配され、中央には神鏡が祀られています。

人文研究見聞録:八島社(東寺) [京都府]
社殿内部

料金: 基本無料(金堂・講堂・五重塔は有料)
住所: 京都府京都市南区九条町1(マップ
営業: 8:30~17:30(冬季16:30)
交通: 東寺駅(徒歩8分)、九条駅(徒歩16分)、京都駅(徒歩23分)

公式サイト: http://www.toji.or.jp/
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。