人文研究見聞録:二見浦 [三重県]

三重県伊勢市二見町にある二見浦(ふたみがうら)です。

三重県を代表する観光スポットの一つであり、夫婦石二見興玉神社があることで有名です。

以下、この二見浦に関する情報をまとめて紹介したいと思います。


概要

二見浦とは?

人文研究見聞録:二見浦 [三重県]

二見浦(ふたみがうら)とは伊勢市二見町にある海岸のことであり、夫婦石と二見興玉神社が有名です。夫婦岩は古来より沖に鎮まる興玉神石の遥拝所として神聖視されており、浜辺は伊勢参宮の禊場にもなっているとされています。

なお、現在では伊勢を代表する景勝地として知られており、専ら観光スポットとして親しまれています。

二見の由来


二見という地名は、倭姫命(ヤマトヒメ)が天照大神の鎮まる場所を求めて当地を訪れた際、あまりの美しさに二度も振り返って見たため、「二見」と呼ばれるようになったという伝承に由来すると云われています。

そのほか、五十鈴川が当地付近で二つに分かれているため、それを表す「二水」に由来するという説もあるようです。

浜参宮

人文研究見聞録:二見浦 [三重県]

浜参宮(はまさんぐう)とは、古来より「清渚(きよきなぎさ)」と称された二見浦で 人々が伊勢参宮の前に禊(沐浴)をしたという習わしのことを指し、現代では 二見興玉神社で行われる霊草・無垢塩草(むくしおくさ)による祓い清めがその代わりとなっているそうです。

現在では、伊勢の式年遷宮における「お木曳行事」や「お白石持行事」への参加者が、浜参宮を行っているとされます。

二見浦の見どころ(確認したもののみ)

二見浦海水浴場

人文研究見聞録:二見浦 [三重県]

二見浦の二見浦海水浴場です。

明治15年(1881年)に開設された日本最初の公認海水浴場で、大正天皇も幼少時に水泳の訓練をしたとされています。

賓日館

人文研究見聞録:二見浦 [三重県]

二見浦にある賓日館(ひんじつかん)です。

明治期に 皇族や要人の宿泊施設として二見浦に建設された旅館であり、国の重要文化財に指定されています。

現在は文化財であるとともに資料館としても公開されており、有料で入館することが出来ます。

石敢當

人文研究見聞録:二見浦 [三重県]

二見浦にある石敢當(いしがんどう)です。

町内の辻に置かれたものであり、魔よけの意味があるとされています。

二見興玉神社

人文研究見聞録:二見浦 [三重県]

二見浦にある二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)です。

猿田彦大神(サルタヒコ)が出現したという興玉神石を敬拝するための拝所に始まるとされる神社であり、境内からは二見浦の名物である夫婦岩を間近で見ることが出来ます。

二見興玉神社についてはこちらの記事を参照:【二見興玉神社】

夫婦石

人文研究見聞録:二見浦 [三重県]

二見浦にある夫婦岩(めおといわ)です。

二見浦を代表する観光スポットとされる奇岩であり、「太陽」と「興玉神石」の鳥居の役目をしているとされます。

なお、周辺にある奇岩にも名前が付いており、その内の一つは猿田彦大神の神使である蛙に似ていると云われています。

夫婦石についてはこちらの記事を参照:【二見浦の立石(夫婦岩)】

二見蛙

人文研究見聞録:二見浦 [三重県]

二見浦のマスコットである二見蛙です。

二見興玉神社の祭神・猿田彦大神の神使のカエルのことであり、「無事帰る」と引っかけて縁起物とされています。

そのため二見浦周辺のお土産屋などで様々な蛙像が販売されています。

二見蛙についてはこちらの記事を参照:【二見興玉神社のカエル】

二見浦駅

人文研究見聞録:二見浦 [三重県]

二見浦の最寄駅である二見浦駅です。

駅前には巨大な鳥居があり、駅の形は夫婦岩を模したものになっています。

なお、駅構内には二見浦および伊勢にまつわる資料なども展示されています。

料金: 無料
住所: 三重県伊勢市二見町江(マップ
営業: 終日開放
交通: 二見浦駅(徒歩24分)

賓日館公式サイト: http://hinjitsukan.com/
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。