人文研究見聞録:下諏訪神社(弥彦村) [新潟県]

新潟県西蒲原郡弥彦村にある下諏訪神社(しもすわじんじゃ)です。

弥彦村の一角に鎮座する神社であり、彌彦神社の境内末社の一社とされています。


概要

下諏訪神社彌彦神社の境外末社で、祭神に建御名方命(タケミナカタ)を祀っているとされます。

なお、一説には『古事記』にある「タケミナカタがタケミカヅチと力比べを行った」という説話が相撲の起源とされています。

これに因んで、当社では8月に相撲節会が行われ、三役力士の土俵入り奉納が上諏訪神社と隔年で行われているそうです。

祭神

人文研究見聞録:下諏訪神社(弥彦村) [新潟県]

下諏訪神社の祭神は以下の通りです。

主祭神

・建御名方命(タケミナカタ):弥彦村では村の守護神・農耕神として祀られる
 → 「日本神話」では大国主の御子神の一柱で、国譲りの際にタケミカヅチに追い詰められて諏訪に留まったとされる
 → 長野県では諏訪大社の祭神として知られており、諏訪大神とも呼ばれる

周辺の様子

人文研究見聞録:下諏訪神社(弥彦村) [新潟県]

下諏訪神社は、彌彦神社の東にある「大杉通り」の一角に位置しています。

この通りに見える赤い鳥居が目印で、その先には小さな社殿がひっそりと鎮座しています。

詳しい場所については「弥彦観光マップ」を参考にしてみてください。

料金: 無料
住所: 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦(マップ
営業: 終日開放
交通: 弥彦駅(徒歩12分)

関連サイト: http://www.yahiko-powerspot.com/powerspot_map/
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。