中島惣社 [大阪府]
2016/08/24
大阪市東淀川区東中島にある中島惣社(なかじまそうじゃ)です。
飛鳥時代に創建された古社であり、当地周辺の総社として多くの神々を祀っています。
神社概要
由緒
由緒書によれば、白雉2年(651年)に第36代孝徳天皇が豊崎宮に遷都した頃の創建とされ、五穀豊穣を祈願し、多くの田園を下した社であり、古くに存在した中島郷48箇村の親宮であるとされています(明治時代に周辺の社を合祀した)。
なお、江戸時代の地誌である『摂津名所図会』には「稲荷祠 北中嶋惣社也。此辺六ヶ村産土神とす。天満宮社家寺井紳主兼帯所」とあり、「もと稲荷神社」とも称すとされています。
祭神
中島惣社の祭神は以下の通りです。
主祭神
・宇賀御魂神(ウカノミタマ):稲荷神であり、スサノオの御子神とされる
・受保大神(ウケモチ):稲荷神社で祀られることが多い神であり、「日本神話」では食料を生み出す神とされる
・大市比賣神(オオイチヒメ):スサノオの妃神であり、大年神・宇迦之御魂神の母神とされる
相殿神
・菅原道真公(すがわらのみちざね):平安時代の政治家であり、天満天神・学問の神として信仰される
・天児屋根神(アメノコヤネ):中臣氏(藤原氏)の祖神であり、春日四神の一柱とされる
・経津主神(フツヌシ):武甕槌神と共に大国主に国譲りを迫った神とされ、春日四神の一柱とされる
・武甕槌神(タケミカヅチ):大国主に国譲りを迫った神とされ、春日四神の一柱とされる
・姫大神(ヒメオオカミ):春日四神の一柱で、『ホツマツタヱ』という文献では武甕槌神の娘、天児屋根神の妻とされる
・天照皇大神(アマテラス):太陽を神格化した神とされ、伊勢神宮(内宮)の主祭神として有名
・事代主神(コトシロヌシ):大国主の子神であり、恵比須神として信仰される
・応神天皇(おうじんてんのう):第15代天皇であり、八幡神として信仰される
・速素盞鳴神(ハヤスサノオ):三貴子の一柱であり、ヤマタノオロチを倒して出雲の祖神となった
・大名牟遅神(オオナムチ):スサノオの子孫であり、大国主神となった
・少彦名神(スクナヒコナ):オオナムチと共に国づくりを行った神とされる
・猿田彦神(サルタヒコ):天孫降臨の際にニニギを道案内した神とされる
・宇賀御魂神(ウカノミタマ):稲荷神であり、スサノオの御子神とされる
・受保大神(ウケモチ):稲荷神社で祀られることが多い神であり、「日本神話」では食料を生み出す神とされる
・大市比賣神(オオイチヒメ):スサノオの妃神であり、大年神・宇迦之御魂神の母神とされる
相殿神
・菅原道真公(すがわらのみちざね):平安時代の政治家であり、天満天神・学問の神として信仰される
・天児屋根神(アメノコヤネ):中臣氏(藤原氏)の祖神であり、春日四神の一柱とされる
・経津主神(フツヌシ):武甕槌神と共に大国主に国譲りを迫った神とされ、春日四神の一柱とされる
・武甕槌神(タケミカヅチ):大国主に国譲りを迫った神とされ、春日四神の一柱とされる
・姫大神(ヒメオオカミ):春日四神の一柱で、『ホツマツタヱ』という文献では武甕槌神の娘、天児屋根神の妻とされる
・天照皇大神(アマテラス):太陽を神格化した神とされ、伊勢神宮(内宮)の主祭神として有名
・事代主神(コトシロヌシ):大国主の子神であり、恵比須神として信仰される
・応神天皇(おうじんてんのう):第15代天皇であり、八幡神として信仰される
・速素盞鳴神(ハヤスサノオ):三貴子の一柱であり、ヤマタノオロチを倒して出雲の祖神となった
・大名牟遅神(オオナムチ):スサノオの子孫であり、大国主神となった
・少彦名神(スクナヒコナ):オオナムチと共に国づくりを行った神とされる
・猿田彦神(サルタヒコ):天孫降臨の際にニニギを道案内した神とされる
境内社
若宮社
中島惣社の境内社である若宮社(わかみやしゃ)です。
祭神
・足名槌神(アシナヅチ):スサノオの后・クシナダヒメの父神とされる
・手名槌神(テナヅチ):スサノオの后・クシナダヒメの母神とされる
・迦具土神(カグツチ):火の神で、イザナミの死の原因となったとされる(火伏せの神として信仰される)
・大年神(オオトシノカミ):スサノオの御子神であり、穀物神とされる
・御歳神(ミトシノカミ):大年神の子神であり、穀物神とされる
・五十猛神(イタケル):スサノオの御子神であり、全国に樹木を種を撒いて廻った木の神とされる
・市杵島姫神(イチキシマヒメ):宗像三女神の一柱で、弁財天としても信仰される
・楠木正成公(くすのきまさしげ):鎌倉末期の武将であり、後醍醐天皇を助けて鎌倉幕府を倒した
・大屋津比売神(オオヤヒメ):スサノオの御子神であり、兄・イタケルと共に全国に樹木を種を撒いて廻ったとされる
・天宇受売神(アメノウズメ):岩戸隠れの際に舞い踊った芸能の始祖とされ、猿田彦神の妻となったとされる
・足名槌神(アシナヅチ):スサノオの后・クシナダヒメの父神とされる
・手名槌神(テナヅチ):スサノオの后・クシナダヒメの母神とされる
・迦具土神(カグツチ):火の神で、イザナミの死の原因となったとされる(火伏せの神として信仰される)
・大年神(オオトシノカミ):スサノオの御子神であり、穀物神とされる
・御歳神(ミトシノカミ):大年神の子神であり、穀物神とされる
・五十猛神(イタケル):スサノオの御子神であり、全国に樹木を種を撒いて廻った木の神とされる
・市杵島姫神(イチキシマヒメ):宗像三女神の一柱で、弁財天としても信仰される
・楠木正成公(くすのきまさしげ):鎌倉末期の武将であり、後醍醐天皇を助けて鎌倉幕府を倒した
・大屋津比売神(オオヤヒメ):スサノオの御子神であり、兄・イタケルと共に全国に樹木を種を撒いて廻ったとされる
・天宇受売神(アメノウズメ):岩戸隠れの際に舞い踊った芸能の始祖とされ、猿田彦神の妻となったとされる
大将軍社
中島惣社の境内社である大将軍社(だいしょうぐんしゃ)です。
祭神
・久那斗神(クナトノカミ):いわゆる道祖神として知られ、邪霊の侵入を防ぎ、旅人を守護するとされる
・八衢比古神(ヤマタヒコノカミ):道祖神(男神)とされる
・八衢比女神(ヤマタヒメノカミ):道祖神(女神)とされる
・金山彦神(カナヤマヒコ):鉱山を司り、鉱業・鍛冶など金属に関する技工の守護神とされる
・大山津見神(オオヤマツミ):山の神とされる
・罔象女神(ミヅハノメ):水の神とされる
・於冨加牟津見神(オオカムヅミ):黄泉の国にてイザナギを救った桃であり、その功績から神となった
・久那斗神(クナトノカミ):いわゆる道祖神として知られ、邪霊の侵入を防ぎ、旅人を守護するとされる
・八衢比古神(ヤマタヒコノカミ):道祖神(男神)とされる
・八衢比女神(ヤマタヒメノカミ):道祖神(女神)とされる
・金山彦神(カナヤマヒコ):鉱山を司り、鉱業・鍛冶など金属に関する技工の守護神とされる
・大山津見神(オオヤマツミ):山の神とされる
・罔象女神(ミヅハノメ):水の神とされる
・於冨加牟津見神(オオカムヅミ):黄泉の国にてイザナギを救った桃であり、その功績から神となった
境内の見どころ
大鳥居
中島惣社の大鳥居です。
鳥居
中島惣社の鳥居です。
注連石
中島惣社の注連石です。
拝殿
中島惣社の拝殿です。
非常に美しい建物となっています。
神馬像
中島惣社の神馬像です。
忠魂碑
中島惣社の忠魂碑です。
料金: 無料
住所: 大阪府大阪市東淀川区東中島4-9-41(マップ)
営業: 終日開放
交通: 新大阪駅(徒歩15分)
公式サイト: http://www.jinjacho-osaka.net/osakafunai-no-jinjya/dai4sibu/higasiyodogawa-ku/m01m_07_higasiyodogawa_nakajimasousya.html
住所: 大阪府大阪市東淀川区東中島4-9-41(マップ)
営業: 終日開放
交通: 新大阪駅(徒歩15分)
公式サイト: http://www.jinjacho-osaka.net/osakafunai-no-jinjya/dai4sibu/higasiyodogawa-ku/m01m_07_higasiyodogawa_nakajimasousya.html
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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