林渓寺(有馬町) [兵庫県]
2017/04/27
兵庫県神戸市の有馬温泉地区にある林渓寺(りんけいじ)です。
安土桃山時代に池之坊法順によって創建された寺院であり、本尊に阿弥陀如来を祀っています。
また、境内に子宝に恵まれると伝えられる未開紅という梅があることでも知られています。
寺院概要
縁起
由緒書によれば、慶長6年(1601年)に池之坊法順によって開かれたことに始まるとされます。
当初は落葉山の麓に位置する東本願寺の別院で「湯山御坊」と呼ばれていたとされますが、元禄8年(1695年)と宝暦3年(1753年)に起こった火災で焼失したことから、宝暦4年(1754年)に現在地に移ったとされています。
また、境内にある樹齢200年以上の紅梅は、江戸時代に乗如(じょうにょ)が"梅が蕾のうちから紅くなっている"ことから未開紅(みかいこう)と名付けたとされ、この実を食すと子宝に恵まれると伝えられているそうです。
なお、案内板による解説は以下の通りです。
林渓寺
慶長6年(1601年)、池之坊法順の開基。真宗大谷派に属し、湯山御坊と称せられていました。境内には未開紅(みかいこう)と名付けられた樹齢200年以上の紅梅があり、この実を食べると子宝に恵まれるといわれています。
慶長6年(1601年)、池之坊法順の開基。真宗大谷派に属し、湯山御坊と称せられていました。境内には未開紅(みかいこう)と名付けられた樹齢200年以上の紅梅があり、この実を食べると子宝に恵まれるといわれています。
本尊
・阿弥陀如来(あみだにょらい):西方の極楽浄土の教主で、生あるもの全てを救う仏とされる
境内の見どころ
山門
林渓寺の山門です。
本堂
林渓寺の本堂です。
慈母観音菩薩
林渓寺にある慈母観音菩薩(じぼかんのんぼさつ)です。
未開紅
林渓寺の未開紅(みかいこう)です。
山門の先の右手にある樹齢200年以上の古梅であり、実を食べると子宝に恵まれると伝えられています。
なお、「はらみの梅」や「にむしんの梅」という別名もあるそうです。
料金: 無料
住所: 兵庫県神戸市北区有馬町1644(マップ)
営業: 終日開放
交通: 有馬温泉駅(徒歩10分)
公式サイト: http://www.arima-onsen.com/facility_info118.html
住所: 兵庫県神戸市北区有馬町1644(マップ)
営業: 終日開放
交通: 有馬温泉駅(徒歩10分)
公式サイト: http://www.arima-onsen.com/facility_info118.html
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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