日向神社 [滋賀県]
2017/05/22
滋賀県犬上郡多賀町にある日向神社(ひゅうがじんじゃ)です。
奈良時代には既に存在した古社であり、平安期には延喜式にも列せられた延喜式内社とされています。
現在は多賀大社の摂社であり、祭神に瓊々杵尊を祀っています。
神社概要
由緒
多賀神社史によれば、創建年代は不明なものの、天平神護2年(766年)に神封二戸を寄せられたとあり、平安期には延喜式に一座小社として登載された古社であるとされています。
また、現在は多賀大社の摂社に指定されており、一説には本社(多賀大社)の地主神であろうとも云われているそうです。
なお、由緒書による解説は以下の通りです。
延喜式内社 日向神社
御祭神 瓊々杵尊(ニニギ)は天照大神より神勅を受けられ、三種の神器を奉じ、日向高千穂の宮にご降臨された神である。
延喜式内社で、昭和9年(1934年)に当大社(多賀大社)の摂社に指定せられる。
御祭神 瓊々杵尊(ニニギ)は天照大神より神勅を受けられ、三種の神器を奉じ、日向高千穂の宮にご降臨された神である。
延喜式内社で、昭和9年(1934年)に当大社(多賀大社)の摂社に指定せられる。
祭神
日向神社の祭神は以下の通りです。
・瓊々杵尊(ニニギ):天照大神の孫神であり、皇室の祖神とされる
→ 当社における祭神名は天津日高日子火之瓊瓊杵尊とも
→ 『神名帳考證』では、祭神は天日方奇日方命(アメヒガタクシヒガタ)とされる
→ 一説に"当社祭神は多賀大社の地元神ではないか"とも云われている
→ 当社における祭神名は天津日高日子火之瓊瓊杵尊とも
→ 『神名帳考證』では、祭神は天日方奇日方命(アメヒガタクシヒガタ)とされる
→ 一説に"当社祭神は多賀大社の地元神ではないか"とも云われている
境内社
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日向神社の境内社は以下の通りです。
・子安社:木花咲耶姫(瓊々杵尊の后)を祀り、安産の神徳があるとされる
・神明両宮:天照大神・豊受大神を祀り、国運隆昌の神徳があるとされる
・神明両宮:天照大神・豊受大神を祀り、国運隆昌の神徳があるとされる
境内の見どころ
鳥居
日向神社の鳥居です。
拝殿
日向神社の拝殿です。
本殿
日向神社の本殿です。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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