猿田彦神社(道祖神社) [奈良県]
2017/06/19
奈良県奈良市にある猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)です。
奈良時代に創建された古社であり、祭神に猿田彦命・市杵嶋姫命を祀っています。
また、境内に塞の神(道祖神)を祀っており、道祖神社(どうそじんじゃ)とも呼ばれているそうです。
神社概要
由緒
由緒書によれば、平城天皇の御代(806~809年)に元興寺の境内に創建されたことに始まり、宝徳2年(1450年)の元興寺のが大火後、再々の火難に遭って現在のような小祠になったとされます。
往古より、道祖神、妻神、塞神として名高く、道開きの神としても信仰を集めており、当地では商売繁盛・開運招福・良縁・安産の神として知られているそうです。
なお、由緒書による解説は以下の通りです。
【猿田彦神社(道祖神)】
当社は人皇51代 平城天皇の御代に元興寺境内に始めて御創祀申し上げた奈良市における神社であります。宝徳2年(1450年)、元興寺大火後再度の火難に類焼し、終に現状の小祠となりしは歎きても余りあります。
尚、当社は往古より道祖神、妻神、塞神として名高く、道開きの神により商売繁盛・開運招福の神でありまた良縁・安産の神すなわち妻神として特に婦人に信仰が厚いのであります。
境内の巨石は塞の神として勝負の守護神として篤い信仰を集めております。
古歌に 村のよめ 道祖神に 願をかけ(明和)
当社は人皇51代 平城天皇の御代に元興寺境内に始めて御創祀申し上げた奈良市における神社であります。宝徳2年(1450年)、元興寺大火後再度の火難に類焼し、終に現状の小祠となりしは歎きても余りあります。
尚、当社は往古より道祖神、妻神、塞神として名高く、道開きの神により商売繁盛・開運招福の神でありまた良縁・安産の神すなわち妻神として特に婦人に信仰が厚いのであります。
境内の巨石は塞の神として勝負の守護神として篤い信仰を集めております。
古歌に 村のよめ 道祖神に 願をかけ(明和)
祭神
猿田彦神社の祭神は以下の通りです。
・猿田彦命(サルタヒコ):天孫・瓊々杵尊が降臨した際に道案内した神
・市寸島姫命(イチキシマヒメ):アマテラスとスサノオの誓約で生まれた女神で、弁財天としても祀られる
・市寸島姫命(イチキシマヒメ):アマテラスとスサノオの誓約で生まれた女神で、弁財天としても祀られる
境内の見どころ
外観
猿田彦神社の外観です。
社殿
猿田彦神社の社殿です。
塞の神(道祖神)
猿田彦神社の塞の神(道祖神)です。
玉垣の中にある巨石で、賽の神・荒神として勝負の守護神になっているとされます。
また、陽石とも呼ばれているそうです。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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