京都ゑびす神社(恵美須神社) [京都府]
2017/11/12
京都市下京区にある京都ゑびす神社(きょうとえびすじんじゃ)です。
建仁寺の鎮守社に始まる恵美須神社であり、祭神に事代主神・少彦名神・大国主神を祀っています。
なお、境内には 賽銭を投げ入れる鳥居の福箕 や 財布塚・名刺塚 など、変わったものが置かれています。
神社概要
由緒
由緒書によれば、建久2年(1191年)に栄西禅師が宋より帰る船が暴風雨に遭った際、海上に現れた恵美須神の加護によって難を免れたとされ、建仁2年(1202年)の建仁寺創建の折に境内に恵美須神を祀って鎮守社としたことに始まるとされます。
その後、応仁の乱によって焼失した建仁寺の再建に併せて同所に再建され、今なお当地の産土神として崇敬を集めているとされており、毎年1月10日の前後5日間行われる十日ゑびすの際には、全国各地から多くの参拝客が訪れるそうです。
なお、由緒書による説明は以下の通りです。
【恵美須神社 由緒】
事代主神、少彦名神、大国主神を祀る。
社伝によれば、建久2年(1191年)、栄西禅師が宋(中国)よりの帰途、舟が暴風雨に遭い遭難しそうになったが、海上に恵美須神が現れ、その加護により難を免れたといわれ、建仁2年(1202年)、建仁寺創建に当たり、境内に恵美須神を祀り、建仁寺の鎮守社としたのが当社の起こりである。応仁の乱後、建仁寺再建の際も同所に再建され、今もなお当地の産土神として人々の崇敬を受けている。
境内の岩本社には、平安時代の歌人・在原業平を祀っている。また、財布塚・名刺塚は、古くなった財布や名刺の供養のため築かれたものである。毎年1月10日を中心として前後5日間行われる「十日ゑびす」の大祭には、全国各地から商売繁昌・家運隆昌・交通安全を祈願するため多くの人が参詣する。
事代主神、少彦名神、大国主神を祀る。
社伝によれば、建久2年(1191年)、栄西禅師が宋(中国)よりの帰途、舟が暴風雨に遭い遭難しそうになったが、海上に恵美須神が現れ、その加護により難を免れたといわれ、建仁2年(1202年)、建仁寺創建に当たり、境内に恵美須神を祀り、建仁寺の鎮守社としたのが当社の起こりである。応仁の乱後、建仁寺再建の際も同所に再建され、今もなお当地の産土神として人々の崇敬を受けている。
境内の岩本社には、平安時代の歌人・在原業平を祀っている。また、財布塚・名刺塚は、古くなった財布や名刺の供養のため築かれたものである。毎年1月10日を中心として前後5日間行われる「十日ゑびす」の大祭には、全国各地から商売繁昌・家運隆昌・交通安全を祈願するため多くの人が参詣する。
祭神
京都ゑびす神社の祭神は以下の通りです。
・事代主神(コトシロヌシ):大己貴命(大国主、大物主)の子であり、恵比須神として信仰される
・少彦名神(スクナヒコナ):オオナムチと共に国造りを成した神とされる
・大国主神(オオクニヌシ):「日本神話」で国造りを成したとされる神で、出雲大社の主祭神として有名
・少彦名神(スクナヒコナ):オオナムチと共に国造りを成した神とされる
・大国主神(オオクニヌシ):「日本神話」で国造りを成したとされる神で、出雲大社の主祭神として有名
境内社
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京都ゑびす神社の境内社は以下の通りです(確認したもののみ)。
・岩本稲荷大明神:稲荷神・在原業平を祀る
・猿田彦神社
・八幡神社
・天満宮
・白太夫社
・不詳社(未確認)
・猿田彦神社
・八幡神社
・天満宮
・白太夫社
・不詳社(未確認)
境内の見どころ
一の鳥居
京都ゑびす神社の一の鳥居です。
二の鳥居の福箕
京都ゑびす神社の二の鳥居です。
二の鳥居の福箕
京都ゑびす神社の二の鳥居には福箕が付いています。
この福箕には賽銭を投げ込む風習があるらしく、上手く賽銭が入ると願いが叶うそうです。
北野天満宮遥拝所
京都ゑびす神社にある北野天満宮遥拝所です。
北野天満宮を遥拝するための場所となっています。
財布塚・名刺塚
京都ゑびす神社にある財布塚・名刺塚です。
古くなった財布や名刺を納めて供養するための塚となっています。
恵美須像
京都ゑびす神社には多数の恵美須像があります。
拝殿
京都ゑびす神社の拝殿です。
正面で参拝した後、左方に回って壁をノックして願い事をするという参拝方法となっています。
料金: 無料
住所: 京都府京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125(マップ)
営業: 8:30~17:00
交通: 祇園四条駅(徒歩6分)
公式サイト: http://www.kyoto-ebisu.jp/
住所: 京都府京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125(マップ)
営業: 8:30~17:00
交通: 祇園四条駅(徒歩6分)
公式サイト: http://www.kyoto-ebisu.jp/
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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