人丸神社(萩市) [山口県]
2018/09/19
山口県萩市にある人丸神社(ひとまるじんじゃ)です。
戦国時代に創建された神社で、祭神に歌人の柿本人麻呂を祀っています。
神社概要
由緒
由緒書によれば、当社は天正年間(1573~1593年)に石見国の柿本神社(現・高津柿本神社)より柿本人麻呂公の分霊を勧請して創建されたもので、毛利藩主の崇敬も厚く、藩主が江戸に出発する際には道中の安全祈願を命じられていたとされます。
なお、人丸神社に先立って寛平年間(889~898年)に現在の長野県諏訪市にある諏訪神社より建御名方命(タケミナカタ)の分霊を勧請して創建された諏訪神社があり、現在は配神として祀られているそうです。
そして、明治43年(1910年)に旧藩時代に椿東船津に鎮座していた下山神社(祭神:菅原道真公)を当社に合祀して現在に至るとされています。
祭神
人丸神社の祭神は以下の通りです。
【主祭神】
・柿本人麻呂公(かきのもとひとまろ):飛鳥~奈良時代の宮廷歌人で、歌聖とも称される
【配神】
・建御名方命(タケミナカタ):大国主の御子神で、国譲りに反対してタケミカヅチと争った
→ 諏訪大神、諏訪大明神とも呼ばれ、諏訪大社の主祭神として有名
【合祀神】
・菅原道真公(すがわらのみちざね):平安中期の政治家(死後、天満天神として信仰される)
・柿本人麻呂公(かきのもとひとまろ):飛鳥~奈良時代の宮廷歌人で、歌聖とも称される
【配神】
・建御名方命(タケミナカタ):大国主の御子神で、国譲りに反対してタケミカヅチと争った
→ 諏訪大神、諏訪大明神とも呼ばれ、諏訪大社の主祭神として有名
【合祀神】
・菅原道真公(すがわらのみちざね):平安中期の政治家(死後、天満天神として信仰される)
境内社
人丸神社の境内社は以下の通りです。
・稲荷社
・不詳社
・不詳社
アクセスについて
社頭のスペース |
人丸神社までの道のりは勾配のある坂道で かつ大変狭い道路となっています。
神社前に一応駐車できそうなスペースはありますが、その道中を車で進むのは結構面倒でした。
そのため、道に詳しくない場合は徒歩で参詣することをオススメします。
境内の見どころ
鳥居
人丸神社の鳥居です。
扁額には「人丸神社 諏訪神社」と書かれています。
人丸神社碑
人丸神社にある人丸神社碑です。
案内板には当社についての詳しい歴史などが書かれています。
拝殿
人丸神社の拝殿です。
神楽殿
人丸神社の神楽殿です。
内部には奉納された板絵や神輿などが安置されていました。
神紋?
人丸神社の神紋?です。
祭神にちなんでいるのか、様々な形の柿が描かれています。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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