須賀神社 [島根県]
2019/01/24
島根県松江市にある須賀神社(すがじんじゃ)です。
古くから存在する疫病除けの神社であり、主祭神に素盞鳴尊を祀っています。
神社概要
由緒
由緒書によれば、当社はかつて勝天王または牛頭天王と呼ばれており、往古に本村に住んでいた吉岡長左衛門という人物が播州明石浦広峰より勧請し、疫病疱瘡除けの守護神として祀られたことに始まるとされています。
その後、元春日村に鎮座していた田原神社(春日神社)が戦火によって荒廃し、維持が困難となったことから後延4年(1676年)に天王社に合殿され、主神を素盞鳴尊(天王社)とし、天児屋根尊(春日神社)を配祀することになったそうです。
なお、社名の須賀については、祭神の素盞鳴尊が八岐の大蛇を退治した後に「吾 ここに来まして我が御心 須賀須賀新(すがすがし)」と言ったという神話に由来しているとされています。
祭神
須賀神社の祭神は以下の通りです。
【主祭神】
・素盞鳴尊(スサノオ):三貴子の一柱で出雲の祖神(天照大神の弟神に当たる)
【配祀神】
・天児屋根尊(アメノコヤネ):「天岩戸神話」において祝詞を上げ、フトダマと共に鏡を差し出した神
・素盞鳴尊(スサノオ):三貴子の一柱で出雲の祖神(天照大神の弟神に当たる)
【配祀神】
・天児屋根尊(アメノコヤネ):「天岩戸神話」において祝詞を上げ、フトダマと共に鏡を差し出した神
境内社
雀部稲荷神社
須賀神社の境内社である雀部稲荷神社(ささべいなりじんじゃ)です(詳細は以下の通り)。
【由緒】
由緒書によれば、当社はかつては浜佐田上の堂土という地に鎮座していたとされ、江戸末期の絵図にも当社のものと思われる鳥居が描かれているとされます。なお、社名の雀部はササは笹で酒を表し、べは小さな壺を意味するそうです。
当社がいつ頃から須賀神社の境内に遷されたのかは不明とされていますが、かつて雀部稲荷社を管轄していた神職が他所に移ることになったことから管理する神職が替わり、当地に遷されることになったとされています。
【祭神】
・倉稲魂命(ウカノミタマ):稲荷神であり、スサノオの御子神とされる
由緒書によれば、当社はかつては浜佐田上の堂土という地に鎮座していたとされ、江戸末期の絵図にも当社のものと思われる鳥居が描かれているとされます。なお、社名の雀部はササは笹で酒を表し、べは小さな壺を意味するそうです。
当社がいつ頃から須賀神社の境内に遷されたのかは不明とされていますが、かつて雀部稲荷社を管轄していた神職が他所に移ることになったことから管理する神職が替わり、当地に遷されることになったとされています。
【祭神】
・倉稲魂命(ウカノミタマ):稲荷神であり、スサノオの御子神とされる
その他の境内社
須賀神社のその他の境内社は以下の通りです。
・稲荷神社:倉稲魂命を祀る
・幸魂神社:幸魂神を祀る
・幸魂神社:幸魂神を祀る
境内の見どころ
鳥居
須賀神社の鳥居です。
拝殿
須賀神社の拝殿です。
本殿
須賀神社の本殿です。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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